Core i5-11400とCore i5-10400の性能比較！RAW現像や動画編集におすすめはどっち？

インテル第11世代CPUが登場しましたので、CPUの新旧世代対決をしたいと思います。

対象はライトユーザー向けの「Core i5-11400」「Core i5-10400」です。性能を比較して両者に明確な違いがあれば、買い替えなり、どっちを新規購入すれば良いのか？がわかりますよね。

ベンチスコアをとったり、写真編集や動画のレンダリングにかかった時間も計測しました。参考にしてもらえると嬉しいです。

Core i5-11400 vs Core i5-10400

解説に入っていく前に「CPUの見分け方や意味がわからない」という人がいれば、「CPUの選び方（スコア）」という記事を参考にしてください。

CPUスコア

Core i5-11400とCore i5-10400を比較してみると、Core i5-11400のほうが約36％も高いスコアです。

新旧で10％ほど高性能化することはよくあることですが、まさかの30％超え・・・それもそのはずで、Core i5-11400は第10世代のCore i7-10700と比較しても遜色ないスコアです。Core i5ながらRAW現像や動画編集などのクリエイト作業でもしっかりと使えるCPUになっています。しかもゲーミング性能も高いので選ばない理由が見当たらないレベル・・・

それにしても相変わらずライバルのRyzenも強いです。

＞「Ryzen」搭載のおすすめパソコンをチェックする

比較に使ったパソコン

名前	GALLERIA RM5C-R36T	mouse DT5-G
画像
CPU	Core i5-11400	Core i5-10400
GPU	RTX 3060Ti	GTX1650SUPER
メモリ	16GB
SSD	512GB NVMe SSD	256GB NVMe SSD
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今回はドスパラのゲーミングPCと、マウスコンピューターの普及機を比較してテストします。おわかりのようにグラボのグレードがちがいます。従来のCore i5搭載機にはエントリークラスのグラボが定番でしたが、Core i5-11400にはRTX3060Tiを組み合わせてもイケるという判断なのでしょう。これは期待がかかります！

CPU-Zによるスコア

ベンチ結果を見てみるとCore i5-11400がシングルスレッド、マルチスレッドともに約20％も高くなっています。圧倒的に良い結果を出しました

Core i5-10400もかなりコスパ優秀なCPUでしたが、最新モデルはさらに一回りも二回りも優秀です。Core i7-10700やライバルのRyzen 5 3600あたりと比較しても見劣りしないですよね。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

CINEBENCH R20のテスト結果もCore i5-11400が高いのは同じです。シングルスレッドは約20％高く、マルチスレッドが約5%高くなりました。

CPU-Zの傾向とは少しちがって、マルチ性能にそこまで差が出ていないのが面白いですよね。また、Core i5-11400のシングル性能の高さは特筆すべきものがあります。Core i7-10700と比較しても魅力的に見えるレベルと言えば言い過ぎでしょうか？

RAW現像時間を比較

RAWの一括変換にかかった時間を測定するために、一眼レフで撮影した150枚（5GB）の写真を現像します。

RAW現像ではしっかりとした差がでており、Core i5-11400が速いという結果になりました。

RAW現像の一括処理ですらCore i7-10700と並ぶというのは驚くしかありません。Core i7-10700の実売価格は記事執筆時点で3.6万円、Core i5-11400は2.5万円ほどです。性能差がほとんどないのであればCore i5-11400を選びたくなりますよね。

僕ならCore i5-11400を選択して差額をグラボにつっこんでしまいそうです。（自作したい欲がムクムク湧いてきそう笑）

動画のレンダリング時間を比較

一眼レフで撮影した5分間の4K動画のレンダリングにかかる時間を計測しました。使用した動画編集ソフトはResolveです。

動画編集の書出時間は、Core i5-11400が5分39秒です。本格的な4K動画編集には少し物足りなさを感じますが、書出自体は問題なく行えました。

一方のCore i5-10400×GTX1650SUPERの組み合わせでは10分以上かかっています。グラボの補助が効いていなかったのかな？グレード的には4K動画編集は厳しいので、スペック不足も影響しているのかもしれません。本来であれば6分前後は狙えると思うんですけどね…

いずれにせよ動画編集性能においてもCore i5-11400に軍配が上がります。

Core i5-11400 vs Core i5-10400 まとめ

・性能差は明らかでCore i5-11400の一択！
・Core i5-11400のシングル性能は素晴らしい
・Core i5-11400はCore i7-10700と同等クラスの性能
・Core i5-11400は新たなコスパ王者になる予感！

Core i5-11400とCore i5-10400を比較してきましたが、圧倒的にCore i5-11400の優秀さが目立つ形になりました。特にシングル性能に優れるというキャラクターは注目すべきポイントです。

ベンチ結果においても、Core i7-10700に迫るか同等の結果を見せており、2万円半ばのCPUとは思えないほどです。動画編集などの作業ではRyzenに分があるシーンもあるので、目的に合わせて選択すると良いでしょう。

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＞Core i5-11400とRyzen 5 3600の性能比較

おすすめパソコン

ドスパラ GALLERIA RM5C-R36T

グラフィックにGeForce  RTX3060Tiを採用し、Core i5-11400の性能がしっかり活かせる構成です。ゲーミングでもクリエイト作業でも安心して行える人気のデスクトップです。今回のテストでも良好な結果を見せてくれました。

マウスコンピューター mouse DT5-G

Core i5-10400とGTX1650のライトユーザー向けの構成で、税込みで10万円を切る安さが魅力です！Core i5-11400搭載パソコンは15万円前後が多い中で、少しでも安く購入したいという希望を叶えてくれるモデルです。

ドスパラ GALLERIA RM5C-G60

グラフィック性能がそこまで必要ない人には、GeForce GTX1660SUPERを採用したコチラのモデルがおすすめ。よりカジュアルに使える構成で、RTX3060Ti搭載モデルよりも安く購入できるのがポイントです。

DELL ALIENWARE AURORA R12

サイバー感あふれるDELLのゲーミングパソコンです。フルカスタマイズモデルなので好みに合わせて「最高の1台」を目指すことも可能！ストレージがHDDなのでSSDを追加することで快適に使えます。セールやクーポン状況次第ではかなり安く買えるかも？

当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの１台を見つけてください。

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