パソコンのパーツの中でも最も重要なのが「CPU」です。
写真編集やRAW現像といった、クリエイター向けの作業はCPU負荷が高いのでできるだけ性能の良いパーツを選択しましょう。
今回はIntel製第10世代CPUのCore i5-10400が搭載された、おすすめのパソコンを紹介していきたいと思います。
目次
第10世代Core i5-10400の性能(スコア)は?
名称 | スコア | クロック(OB) | コア(スレッド)数 | TDP |
Core i5-10400 |
12915 | 2.9GHz(4.3GHz) | 6コア12スレッド | 65W |
Core i5-9400 |
9395 | 2.9GHz(4.1GHz) | 6コア6スレッド | 65W |
Core i7-10700 | 17632 | 3.6GHz(4.9GHz) | 8コア8スレッド | 65W |
Core i7-9700 | 14612 | 3.0GHz(4.7GHz) | 8コア8スレッド | 65W |
インテル製のCore i5-10400は従来モデルよりもスレッド数が増加し、オーバークロックの値も大きくなりました。Core i5-9400と比較すると約37%も高性能化していることになります。
従来モデルのCore i7にわずかに届かないものの「本当にCore i5?」と感じるくらいの性能になってきていると感じてしまいます。
パーツの選び方がピンとこない方については「パソコン・スペックの選び方」という記事で解説しているので参考にして下さい。
Core i5-10400のRAW現像性能をチェック
約150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した処理時間を計測しました。
CPU | A機 |
Core i5-10400 | 5分29秒 |
Core i5-9400 | 6分01秒 |
Core i7-9700 | 4分40秒 |
Core i5-10400は5分29秒で、Core i5-9400とCore i7-9700の間に見事に着地しています。
Core i5-9400でも処理自体は問題なく行えるので、後は大量現像の時にどれだけ作業が短縮化するかが鍵だと思います。もし一度に多くのRAW現像をしないよという人なら、Core i5-10400<Core i7といった具合で選ぶようにしましょう。
Core i5-10400動画性能は?
動画編集ソフトResolveを使って、ミラーレスカメラで撮影した5分程度の4K映像をレンダリングする時間を計測しました。
CPU | タイム |
Core i5-10400 | 5分前後? |
Core i7-9700 | 5分22秒 |
Core i5-9400 | 6分08秒 |
動画編集でもフルHD程度であれば問題なく処理ができると思います。こちらもテストが完了次第追記したいと思います。
また動画編集においてはRyzen CPUが強さを見せます。合わせて検討ください。
Core i5-10400がおすすめな人
- コスパが良いパソコンが欲しい人
- Intel CPUが好きな人
- 写真編集(RAW現像)を楽しみたい人
- 予算が10万円前後の人
Core i5-10400搭載のおすすめPC
ドスパラ Magnate MH
CPU | Core i5-10400 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 256GB SSD |
最新CPUにグラフィックまで搭載されているモデルなのに税別6万円台という激安モデルです。ドスパラは新筐体の採用で古いモデルが特価なのでしょうか?それにしても安すぎます。セカンドPCやカスタマイズベースとしてもおすすめです。
Lenovo Legion 550Pi
CPU | Core i5-10300H |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 SUPER |
ストレージ | 256GB NVMe SSD + 1TB HDD |
レノボのタワー型PC「Legion 550Pi」もグラフィック性能が高くおすすめ!GTX1650 SUPERは従来のミドルクラスあたりに匹敵しフルHDでゲームをカジュアルに楽しむのに最適です。クリエイト用途ならメモリを増やしたいところです。
フロンティア GAシリーズ
CPU | Core i5-10400 |
メモリ | 8GB |
グラボ | UHD グラフィックス 630 |
ストレージ | 240GB SSD |
フロンティアのGAシリーズです。余計なパーツを使わずに税別7万円台にしているのがポイント!手持ちのパーツを使ったり、後々カスタマイズするから初期投資は控えたいという人におすすめです。
まとめ
・Core i5-10400はコスパ抜群!
・第9世代Core i7にせまる性能!
・予算10万円前後で購入可能!
Core i5-10400はほとんどの用途で問題なく使えるほどよい性能に、コストが比較的抑えられた製品が多いのが特徴です。うまく選べば10万円以下でグラフィック搭載モデルも選べるのでコスパが抜群と言えるでしょう。
もし他のCPUが気になるのであれば「RAW現像・写真編集におすすめのCPUは?」という記事をご覧ください。BTOパソコンショップのキャンペーン・セール情報まとめをご覧いただくとお得なパソコンが見つかるかもしれません。
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