Core i5-13400とRyzen 5 7500Fを性能比較！RAW現像、動画編集するならどっちがおすすめ？

「Core i5-13400」と「Ryzen 5 7500F」を比較していきます。ベンチマークやRAW現像、動画編集にどれくらいのちがいがあるのかを見ていきます。

Ryzen CPUにも比較対象として登場してもらっていますので、参考にしてもらえると嬉しいです。

Core i5-13400 vs Ryzen 5 7500F

解説に入っていく前に「CPUの見分け方や意味がわからない」という人がいれば、「CPUの選び方（スコア）」という記事を参考にしてください。

CPUスコア（PASSMARK）性能一覧

スコアはPASSMARKが公開しているデータを参考にしています。

Core i5-13400とRyzen 5 7500のスコアを比較してみるとほとんど誤差レベルです。

安定性やアプリとの親和性を考えるとインテルに分があるかもしれませんが、スコアだけを見ると両者に明確な差がないことがわかります。

さらに性能を求めるならCore i7搭載モデルをおすすめします。＞Core i7-13700搭載おすすめパソコン

比較に使ったパソコン

名前	NEXTGEAR JG-A75A60	GALLERIA RM5C-R36
画像
CPU	Ryzen 5 7500F	Core i5-13400
GPU	Radeon RX7600	RTX3060
メモリ	16GB	16GB
ストレージ	1TB SSD	500GB SSD
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ドスパラとマウスコンピューターが販売するデスクトップパソコンで比較を行います。

ベンチソフトによる性能比較

CPU-Zによるスコア

Core i5-13400のほうがスコアは高く、シングルスレッドでは約2％、マルチスレッドでは約11％の差があります。

シングル性能差は誤差レベルですが、シングルスレッドは明確な差が出ていますね。価格差が小さいのであればCore i5-13400を選択するほうが良さそうです。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

CINEBENCH R20のテストでは逆転現象が起きていて、Ryzen 5 7500Fが高スコアを出します。シングルスレッドは約4％高く、マルチスレッドでは約5%高くなりました。

とても難しい選択になってきますが、これくらいの差であれば体感的に劇的な差は感じないはず。パーツ構成や予算などの複合的な条件で有利な方を選んでも良いかもしれません。

RAWの一括変換にかかった時間を比較

RAWの一括変換にかかった時間を測定するために、一眼レフで撮影した150枚（5GB）の写真を現像します。

RAW現像では、Ryzen 5 7500Fが20秒ほど速く処理を終えています。ただこのクラスのCPUを選択する人が、ゴリゴリの現像作業を行うとも思えません。趣味で数枚の現像作業を行うなら差はほとんど出ない訳ですし、どちらを選択しても良いかと思います。

動画のレンダリングにかかった時間を比較

一眼レフで撮影した5分間の4K動画のレンダリングにかかる時間を計測しました。使用した動画編集ソフトはResolveです。

Ryzen 5 7500F×RX7600でCore i5-13400F×RTX3060と同等クラスの処理が実現できているということになります。どちらにしてもカジュアルな高解像データ編集は行えますが、フルHDクラスの処理をメインにおいておくほうが無難な印象です。

Core i5-13400 vs Ryzen 5 7500F まとめ

・性能的に明確な差は感じない！
・好みやパーツ構成、予算で選んでOK！
・趣味使いなら体感レベルの差はない！
・安定面でCore i5-13400がやや有利か？

各種テストでもはっきりとした明暗をつけるのは難しく、このクラスのCPUで行う処理を考えるとどちらを選択しても問題ないように感じました。価格差が数万円あったり、上位のグラボを選択できるというならそっちを選んでしまってOK。体感レベルでも明確な差は感じないはずです。あとは使いたいアプリとの相性という感じでしょうか。

おすすめパソコン

ドスパラ GALLERIA RM5C-R36

CPUに第13世代インテル Core i5-13400Fを採用し、性能とコストパフォーマンスを確保したデスクトップパソコンです。グラボにはGeForce RTX3060が採用されており、ゲームはもちろん、高度な動画編集にも対応できるパフォーマンスを誇ります。

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60

グラボがGeForce RTX4060になったことで、最新ゲームプレイ、動画配信、高解像動画編集にも対応できるモデルです。価格も15万円台と良心的ですし、もちろんアフターサービスも充実しています。個人的に買うならこのラインかな～とは思います。

フロンティア GXシリーズ

フロンティアのセールモデルで、この構成でありながら15万円は安いです。Core i5-13400F×RTX3060Tiなら十分な処理能力を持っていますし、ちょっとした重量級データにも対応できるはずです。オンラインゲームや4K動画編集など幅広い用途で使っていけるコスパ抜群のモデルです！

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G1D

マウスコンピューターの新ブランド「NEXTGEAR」です。価格は13万円台と激安で、価格をとことん抑えたい人におすすめのモデルです。フルHDクラスの処理なら難なく行えますし、写真や動画編集も楽しめます。標準で3年間のメーカー保証がついているのも魅力的です。

レノボ Legion Tower 5i

Core i5-13400F×RTX3050なら、写真や画像、イラストなどの静止画からフルHDクラスの動画編集も楽しめます。価格も税込14万円台からとリーズナブルで初心者の方やライトユーザーにもおすすめのモデルです。

フロンティア FRGXB660シリーズ

Core i5-13400F×RTX4060Tiを搭載しながら、15万円台におさえたフロンティアのゲーミングパソコンです。売り切れても補充が入るケースもあるので定期的なチェックをおすすめします！

当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの１台を見つけてください。

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