GeForce RTX4070を搭載したノートパソコンを紹介します。
GeForce RTX4070は、レイトレーシング技術によるリアルな描画体験や、DLSSによるフレームレート向上など多くのメリットがあるパーツです。RTX3070比で約20~30%程度の性能アップが期待でき、高解像データ編集やゲームにも最適です。
ゲームはもちろん、RAW現像や動画編集にも対応できるほど高性能ですが、実際にどの程度使えるのかをチェックしていきましょう!
あわせて「GeForce RTX4070搭載のおすすめノートパソコン」を紹介していきたいと思います。
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目次
GeForce RTX4070の性能比較
GPU | スコア(PassMark) |
GeForce RTX4070 | 19768 |
GeForce RTX4060 | 18558 |
GeForce RTX4050 | 15769 |
GeForce RTX3070 | 15567 |
GeForce RTX3060 | 12151 |
GeForce RTX3050 | 9330 |
RTX4000番台はRTX3000番台と比較すると飛躍的に性能がアップしているのがわかると思います。
RTX4070とRTX3070を比較すると約27%高いスコアです。RTX3050の2倍近いスコアで、パワフルに処理を行ってくれます。
もはやフルHDクラスの快適性は約束されていますし、高解像度領域も快適に処理が行えるはずです。とは言えRTX4060と比較した場合の差がそれほど大きくないので投資に見合った性能を確保できるかは疑問です。しっかりチェックしていきましょう。
GeForce RTX4070のゲーム性能はどれくらい?
RTX4070のゲーミング性能を知るためにFF15を動かしてみました。他のグラボとの性能比較も載せているので参考にしてください。
1920×1080(標準品質)
3840×2160(標準品質)
GPU | 設定 | スコア |
RTX4070 | 3840×2160(標準品質) | やや快適(5163) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(11724) | |
RTX4060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4493) |
1920×1080(標準品質) | 非常に快適(12899) | |
RTX4050 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4066) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(11812) | |
RTX3070 | 3840×2160(標準品質) | やや快適(5134) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(11334) | |
RTX3060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4433) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(10672) |
RTX4070搭載は「フルHDでとても快適」「4K解像度でやや快適」という結果が得られました。RTX3070と比較しても大きな差はありませんし、RTX4060との比較だと高解像領域で有利という結果です。
今回テストに使った個体がそこまでふるわなかったのか、RTX4070自体がこんなもんなのかは不明です。個人的には無理をしてRTX4070を選択しなくてもRTX4060かRTX3070を選んでも良さそうな気がします。
GeForce RTX4070がおすすめな人
- RAW現像・動画編集をとことん楽しみたい人
- 最高クラスの環境を整えたい人
- 少しでも性能的なアドバンテージが欲しい人
- 予算に余裕がある人
GeForce RTX4070が搭載されたノートパソコンでテストを行いましたが、従来同クラスから劇的な進化は見られないという印象。これなら下位くらすのGeForce RTX4060を選択するのも手な気がします。RTX4070搭載モデルは30万円以上する製品が中心ですし、投資に見合う性能が確保できるかは疑問です。少しでもアドバンテージが欲しいという本格派以外は慎重に検討すべきでしょう。
GeForce RTX4070搭載のおすすめノートパソコン
マウスコンピューター DAIV Z6
今回のテストに使用したモデルです。第13世代Core i9-12900HとGeForce RTX4070搭載のハイパフォーマンスモデルで、16型WQXGAモニターで効率的に処理が行えるのが特徴です。重量も約1.6kgと良い意味でクラスに見合わない軽さになっており、持ち出す機会の多いクリエイターにおすすめです。
ASUS Vivobook Pro 16X OLED
モデル名にもあるようにOLED(有機ELパネル)を採用したモデルです。表現力の豊かさでは今更説明不要ですし、パフォーマンス的にもきっと満足できるはずです。16型モニターは解像度が3200×2000と表示領域も広く、120Hzリフレッシュレートにも対応するのでゲームもカバーできます。あらゆる用途で快適性を得たいユーザーにおすすめのモデルです!
Dell G16
16型WQXGA (2560×1600)モニターは165HZリフレッシュレートにも対応!本格的なデータ編集だけでなく、ゲーミングも快適に行えるのが特徴です。重量は約2.87kgと重たいので据え置きメインで使いたい人向けです!
ASUS ROG Flow X13 GV302XI
約1.35kgの軽量ボディにRyzen 9×RTX4070を搭載!13.4型モニターはWQXGA (2560×1600)対応で、外付けのXG Mobileを使用すれば描画性能を高めつつインターフェース類も補うことが可能です。モバイル環境でもガチ作業したいクリエイターには特におすすめのモデルです。
Lenovo Legion Pro 5
Ryzen 7 7745HX×RTX4070搭載でパフォーマンスは落とさずにリーズナブルな価格を実現したモデルです!その安定した処理能力に加えて、作業性抜群の16型モニターを搭載しています。デスクトップに負けないパフォーマンスでワンランク上のパソコンライフがおくれます。
まとめ
・GeForce RTX4070の性能進化はそれほどでもない?
・RTX3050の約2倍の性能を発揮!
・GeForce RTX4060との差は約15%ほど!
RTX4070シリーズはゲームや動画編集などで快適性をもたらしてくれることは間違いないものの、従来同クラスから大きな進化は遂げていないというのが素直な印象。またGeForce RTX4060と性能差は確かに(少しだけ)あるものの、投資に見合った性能を回収できるかは疑問です。RTX4070は30万全前後の製品が中心、RTX4060なら17~20万円くらいで購入できます。
従来モデルも型落ちで安くなっているかも??>RTX3070搭載のおすすめノートパソコン
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