近年ますますゲーム業界が盛り上がりを見せています。ついには日本にもゲームで生計をたてるプロが現れたり、e-sportsがオリンピック正式種目に?などなど話題にことかきません。注目度の高まりはそのまま自然にゲームへの興味へと繋がり導線となっていきます。
しかしパソコンでゲームをしたいと言っても性能はピンキリ。「ゲーミングPCはどれを選べば良いかわらかない?」という人も多いのではないでしょうか?そこで今回は「ゲームが快適に遊べるスペックとおすすめのデスクトップパソコン」を紹介したいと思います。
ノートパソコンを検討されている方はこちらの記事へどうぞ→デスクトップに負けない!おすすめゲーミングノートPC
目次
- ゲームに必要な性能(スペック)はどれくらいなの?
- グラボはどれを選べばいいの?
- そこそこ遊べれば良いという人【GTX1660シリーズ】
- ドスパラ GALLERIA RM5C-R35
- マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G1D
- 画質にもこだわりたいという人【RTX3060/RTX4060】
- マウスコンピューター DAIV FX-I5G60(アウトレット)
- ドスパラ raytrk MV
- マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G60
- ドスパラ raytrek 4CXVi
- ハイスペックしか我慢できないという人【RTX4070以上】
- フロンティア FRGHB760/WS727
- ドスパラ raytrek 4CXF
- フロンティア FRGLB760W/WS1
- マウスコンピューター DAIV FX-I7G70
- まとめ
- おすすめ記事
ゲームに必要な性能(スペック)はどれくらいなの?
ゲーミングパソコンの悩ましいところは、カスタマイズも含めて無数に製品があることです。しかもゲームによって推奨スペックが違うので、1つのパソコンに絞ることは困難に思えてきます。
そこで必ずチェックして欲しい項目があります。
- やりたいゲームの推奨スペックをクリアしているか?
- ゲームのベンチマークソフトを使って快適に動くか?
少なくともこの2つはチェックするようにしましょう。この2つをもう少し詳しく解説してみます。
推奨スペックをクリアしているか?
オンラインゲームなどの公式ホームページには、必ずそのゲームを遊ぶのに必要なスペックが記載されています。最低動作環境では快適に遊ぶのが難しい場合もあるので、推奨環境(推奨スペック)と記載されている項目をチェックします。
ここでのコツは、推奨スペックそのままのパーツ構成で購入しないことです。「え?おすすめなのにどうして?」と思うかもしれませんが、推奨スペックは案外物足りない結果になることがあるからです。
最高品質で遊びたくなったときにカクついてしまったり、しばらく遊んで飽きてしまったから他のゲームがしたいという時に性能不足に陥るケースがあるからです。それを回避する意味でも推奨スペックの1〜2ランク上の性能のパーツを選ぶ方が、快適に長くパソコンが使えます。
現時点でGTX1650で推奨スペックをクリアするなら、GTX1660シリーズを購入しておくほうが絶対に後悔は少ないはずです。
中には「ゲーム推奨モデル」をうたったパソコンもあるのでうまく活用しましょう。ゲームの特典を受け取れたり、ゲームが動作しないといったエラーを回避することができます。ゲーム推奨モデルなのに動かなかったら問題ですからね。
ベンチマークソフトで快適に動くか?
オンラインゲームには大抵ベンチマークソフトというのが用意されています。テスト的にソフトを動かすことで、今のパソコンでどれくらい快適に遊べるかがわかります。「快適」や「とても快適」といった具合で評価を教えてくれます。
ベンチマークテストの結果で最高品質を獲得できるか?が1つの目安です。もし仮に普通の評価に止まるのであれば、カクつきやラグは覚悟したほうが良いかもしれません。滑らかな表示にするためのfpsも稼げないでしょう。
「購入前にチェックすることはできないよ?」と思うかもしれませんが、各BTOショップではベンチマークのスコアを公開している場合があります。人気のあるタイトルならほとんど掲載されていますので、参考にすると良いでしょう。
CPU・メモリ・グラフィックの優先順位は?
ゲームをする上で最も大切になるのは、映像の処理を担当するグラフィック(グラボ)です。最優先で予算をかけるようにしましょう。最近のゲームはCPU依存率も上がってきているので、次に大切になるのがCPUです。
メモリは8GBもあるとゲームをするには足りるでしょうが、他にもRAW現像や動画編集などに使いたい場合は16GB以上にしましょう。SSD搭載モデルならPCの立ち上げもソフトの起動もサクサクです。
考え方は色々ですが「Core i5」「8GBメモリ」「GPU搭載」「SSD」あたりが最低ラインだと考えてもらって差し支えないと思います。
グラボは後から追加すればOK?
デスクトップパソコンを選ぶ理由として「拡張性の高さ」があります。後から不足したスペックを補う形でパーツが追加できるという点ですね。しかし個人的には後付けはおすすめできません。
自作PCを何台も組んでいるような自信がある人なら良いでしょうが、相性問題が発生する場合もあります。通常販売されているパソコンは、搭載したパーツで快適に動作するように組まれています。なので後からグラボを足したりすると電源容量が不足したり、物理的に取り付けができない場合だってあるからです。
グラボはどれを選べばいいの?
CPUやマザーボードに搭載されているグラフィック機能は「オンボード」と呼ばれます。独立したグラボと比較すると性能が低いため、ゲームを快適に遊びたいのであれば避けましょう。
以下のようなグラフィックボード(グラボ)は必須だと考えてください。人気があるのはRTX3050〜RTX4060あたりのコスパに優れたグラボです。
【参考:グラボのベンチマーク】
※クリックで、そのグラボが搭載されたおすすめパソコンの紹介ページへと移動します。
GPU | PassMarkスコア |
GeForce RTX4080 | 35288 |
GeForce RTX4070Ti | 31743 |
GeForce RTX4070 | 26956 |
GeForce RTX4060Ti | 22489 |
GeForce RTX4060 | 19961 |
GeForce RTX3080 | 23835 |
GeForce RTX3070 | 21650 |
GeForce RTX3060Ti | 19684 |
GeForce RTX3060 | 16616 |
GeForce RTX2070 SUPER | 18095 |
GeForce GTX1070Ti | 13915 |
GeForce GTX1660 |
11371 |
GeForce GTX1650 |
7895 |
もし知りたいグラボがないなら下記のリンクから検索してみてください。
そこそこ遊べれば良いという人【GTX1660シリーズ】
これからゲームをやってみたいなという人や、できるだけ安くおさえたい人におすすめなのがGeForce GTX1660/RTX3050シリーズです。(TiやSUPER含む)国内のオンラインゲームならフルHD設定でほとんど快適に動作します。性能の割に価格も安いのでとにかく人気がありラインアップが多いのも特徴です。
RAW現像や動画編集にも向いていますし、よほど重たいゲームをしないのであればRTX3050あたりでも十分です。
ドスパラ GALLERIA RM5C-R35
今回の検証でも登場したドスパラのゲーミングPCです。しっかりと性能が引き出せているだけでなく、静穏性や冷却性にも優れているデスクトップパソコンになります。広い用途に対応できますのでプライベート利用からビジネスまで使えるモデルに仕上がっていますよ。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G1D
国産のマウスコンピューターでは、Ryzen CPUを搭載したエントリーモデルがあります。価格は10万円切りで、格安パソコンとは思えないほどのこだわりを見せます。いつでもどのタイミングでも購入できる標準モデルでこの価格はちょっと信じがたいです。24時間サポートが付いていたりとアフターサービスにも定評がありますので安心感は強いです。RTX4060搭載の上位モデルでも12万円台なので要チェックです!
画質にもこだわりたいという人【RTX3060/RTX4060】
ほとんどのゲームを高設定で遊べて、現実的な価格で買えるのがRTX4060シリーズです。ゲーミングモニターや高解像モニターを使ったプレイが希望なら、このあたりのグラボがスタートという感じになります。せっかく環境を整えたのにグラボが追い付かなくて妥協しないといけないなんて嫌ですもんね。
画質や性能に少しでもこだわりがあるならRTX4060以上を選んでおくことをおすすめします。
マウスコンピューター DAIV FX-I5G60(アウトレット)
マウスコンピューターのアウトレット品には格安パソコンが眠っています。クリエイターに人気のDAIV FXシリーズも通常は価格が高めですが、本モデルなら16万円台と20万円を大きく下回ります。余った予算分でメモリを増やしたり、CPUファンを高性能なタイプに切り替えるなどすれば好みの1台に仕上がるはずです。
ドスパラ raytrk MV
ドスパラのクリエイト向けモデル「raytrk MV」です。第13世代Core i7はCPU処理能力が高く、インテル製なので編集アプリとの相性が良いです。大量の写真編集(RAW現像)を考えている人とは相性が良く、パフォーマンス面でも満足度も高いでしょう。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G60
国産のマウスコンピューターでは、Ryzen CPUを搭載したモデルがあります。価格は15万円台ながら、Ryzen 7×RTX4060のミドルクラスらしい構成となっています。写真、動画、ゲームなど幅広く楽しめますし、24時間サポートが付きでアフターサービスも万全です!
ドスパラ raytrek 4CXVi
第13世代Core i7-13700F×RTX4060Tiを搭載しながら税込20万円台のクリエイト向けパソコンです。価格も当然魅力的ですが、これくらいしっかりした性能があれば高負荷作業でも問題なく動くでしょう。長期的にもパフォーマンス不足に悩まされるリスクも減るでしょうし、パソコンを長く使いたい人にもおすすめのモデルです。
ハイスペックしか我慢できないという人【RTX4070以上】
VRや劇重のゲームを遊びたいならRTX2080Ti一択です。FPSなどシビアな操作が求められるゲームで少しでも有利に戦いたい人におすすめです。
フロンティア FRGHB760/WS727
毎日のように編集作業をするなら時間の節約という意味でも処理の速いパソコンが必要になります。フロンティアなら最新の第13世代Core i9-13900Fが搭載されいます。GeForce RTX4070Tiの組み合わせで、あらゆるデジタルデータをサクサク処理できます。フロンティアは頻繁にセールを開催しているので定期的にチェックしていれば思わぬお宝が発見できるかもしれません!
ドスパラ raytrek 4CXF
ゲーミングブランドGALLERIAで有名なドスパラですが、クリエイター向け製品も強いです。 Core i7-13700Fの高い処理能力を軸に、RTX4070で高解像データ編集も快適に行えます。ゲーミングとちがってLEDライティングなどもなく、実用性の高いモデルとなっています。
フロンティア FRGLB760W/WS1
Core i7-13700F×RTX4070の構成で性能面の心配は無用!税込25万円台ながらも白いパーツにこだわったモデルです。32GBメモリでマルチタスクにも強く、電源に750W 80PLUS GOLDをチョイス。国産品質のパソコンをユーザーに届け、性能面と安心面で支えてくれます。人とはちがったパソコンが欲しい人におすすめ!
マウスコンピューター DAIV FX-I7G70
DAIVのFXシリーズは処理能力の高さを優先してデザインされたデスクトップです。クリエイターに非常に人気のあるモデルで、標準構成で32GB大容量メモリを搭載するなどマルチタスクにも強いです。第13世代インテルCPUは、あっという間に処理を完了させるほどの強さがありますし、毎日大量のデータ編集を行う人なら処理時間の短縮に貢献し多くの時間を生んでくれるでしょう。
まとめ
・ゲームするなら独立GPU搭載モデルを選ぼう
・重視するのはグラボ!レベルや用途にあわせて賢い選択を!
当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの1台を見つけてください。