パソコンでゲームをするならデスクトップが人気です。それは性能が良いマシンが比較的安価で手に入るからです。しかし設置場所で悩んだり、どうしてもモバイルしたいのでノートパソコンを選びたいという人も中にはいらっしゃるでしょう。
そしてパソコンでゲームをしたいと言っても性能はピンキリ。「ゲーミングPCはどれを選べば良いかわらかない?」という人も多いのではないでしょうか?そこで今回は「デスクトップに負けない!ゲーム向けのノートパソコン」をご紹介したいと思います。
目次
- ゲーム向けノートパソコンでチェックすべきポイント
- グラボはどれを選べばいいの?
- エントリークラスは価格重視の人におすすめ
- ドスパラ GALLERIA UL7C-AA3
- マウスコンピューター mouse K5
- ドスパラ GALLERIA XL7C-R45
- マウスコンピューター G-Tune P6
- ミドルクラスがスタンダード!悩んだらここから選ぼう
- マウスコンピューター DAIV S4
- ASUS Tuf Gaming F15
- ドスパラ raytrek R5-RL6
- ASUS ROG Zephyrus M16
- ハイエンドクラスなら重たいゲームも快適!
- マウスコンピューター DAIV Z6
- ASUS Vivobook Pro 16X OLED
- マウスコンピューター G-Tune E6-A7G70BK-A
- ASUS ROG Flow X13 GV302XI
- Dell G16
- まとめ
- おすすめ記事
ゲーム向けノートパソコンでチェックすべきポイント
ノートパソコンの悩ましいところは、性能と重さをはかりにかけないといけない点です。高性能になれば重くなりますし、軽量すぎて非力なパソコンでは本来の目的を果たせないかもしれません。
しかもゲームによって推奨スペックが違うので、1つのパソコンに絞ることは非常に困難に思えてきます。買おうと思っているパソコンが、やりたいゲームに対応しているかチェックする方法は「ベンチマーク」「推奨スペック」です。→ゲームに必要なスペックの確認方法とおすすめPC
そしてノートパソコンには必ずチェックしてほしいことがあります。
- 重さと性能が釣り合っているか?
- 液晶は長時間プレイでも快適か?
少なくともこの2つはチェックするようにしましょう。この2つをもう少し詳しく解説してみます。
重さと性能が釣り合っているか?
ノートパソコンならなんでも持ち歩けるというのは誤解です。性能がよくなればなるほど重たくなっていくのが普通です。3Kgを超えるようになってくると現実的に持ち歩くのは困難になってくるでしょう。
忘れてはいけないのがACアダプターで、中には2つ付いてくるようなノートパソコンも存在します。ちなみに当ブログでよく紹介しているマウスコンピューターの「DAIV」シリーズのACアダプターは比較的大きいです。
モバイルできるのがノートパソコンのメリットでもありますし、自宅で気分を変えるために場所を変えたいということだってあるはずです。たまに持ち運ぶのか?それとも頻繁に持ち運ぶのか?その辺もよく考えて性能と重さのバランスを見極めましょう。
液晶は長時間プレイでも快適か?
重さに直結するもう1つの要因が液晶のサイズです。ノートパソコンの主流は13型、14型、15型、17型あたりです。中でも15型が最も普及しているサイズになります。液晶が大きくなると迫力のある画面でゲームを楽しむことができますが、当然重たく大きくなります。
17型のノートPCは、はっきり言ってモバイルには向きません。僕が使っているのは主流の15型ですが、それでも大きめのカバンを用意する必要があります。1日持ち歩くと背中が痛くなることもあるので、大きなパソコンを持ち歩いても後悔ばかりつのるだけでしょう。
・13/14型のおすすめノートPC
・15型のおすすめノートPC
・17型のおすすめノートPC
液晶をチェックする3つのポイント
- 解像度
- 光沢・非光沢
- リフレッシュレート
結構語り尽くされている感もあるのですが、液晶つきのノートパソコンだからこそ良いものが搭載されたモデルを選びましょう。
おすすめは反射や写りこみの少ない非光沢(ノングレア)タイプで、長時間の視聴でも目の負担が小さくなります。解像度はフルHD(1920×1080)が一般的です。
画面の解像度は年々よくなって、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)に対応したものもあります。解像度が高いと作業性があがるのでクリエイティブな作業をする人にはおすすめですが、ゲームがメインだとそこまで必要ありません。
せっかくの高解像でも性能が追い付かずに生かせないようでは意味がありませんし、価格も跳ね上がってしまうのでフルHDを選ぶのが一般的です。
リフレッシュレートは1秒間に何回描画してくれるかを表した数値です。普通の液晶は60Hzで1秒に60回描画してくれます。高性能なものは120Hz以上で描画してくれるので画面が滑らかに見えます。FPSやアクション系の動きの激しいゲームがしたいなら120Hzがおすすめです。
CPU・メモリ・グラフィック・ストレージ・パーツの優先順位は?
ゲームを快適に遊びたいならグラボを優先して高性能なものにしましょう。最近のゲームはCPU性能も求められるのも忘れてはいけません。読み書きが高速なSSDなら、パソコン全体のキビキビ感が劇的に変わります。
あえて順位をつけるなら「グラボ」「CPU」「SSD」「メモリ」ということになるでしょうか。
考え方は色々ですが「Core i5」「8GBメモリ」「GPU搭載」「SSD」あたりが最低ラインだと考えてもらって差し支えないと思います。
パーツのことがよくわからない人は以下の記事が参考になります。
グラボはどれを選べばいいの?
CPUやマザーボードに搭載されているグラフィック機能は「オンボード」と呼ばれます。独立したグラボと比較すると性能が低いため、ゲームを快適に遊びたいのであれば避けましょう。
つまりグラフィックボードは必須だと考えてください。ユーザー層によって人気が分散しているのでよく考えてチョイスしたいパーツがグラボです。
エントリー(初心者)層に人気のグラボ→GTX1650シリーズ ミドル(中級者)層に人気グラボ→GTX1660、RTX2060シリーズ ハイエンド(上級者)層に人気のグラボ→RTX2070シリーズ以上 |
【参考:グラボのベンチマーク】
※クリックで、そのグラボが搭載されたおすすめパソコンの紹介ページへと移動します。
GPU | PassMarkスコア |
GeForce RX4070 | 19904 |
GeForce RX4060 | 18458 |
GeForce RX4050 | 15083 |
GeForce RTX3070 | 14140 |
GeForce RTX3060 | 12151 |
GeForce RTX3050 | 9330 |
GeForce GTX1660Ti |
10215 |
GeForce GTX1650 |
7002 |
GeForce MX550 | 4534 |
知りたいグラボが表にない場合は「GPUベンチマークまとめ」を参照ください。
各ベンチマークはPassMark社が公開しているスコアを参考にさせていただいております。性能を保証するものではございませんのでご了承ください。
エントリークラスは価格重視の人におすすめ
とにかく少しでも安くゲームが遊べるノートパソコンが欲しいという人にはGTX1650やRTX3050シリーズが搭載されているモデルがおすすめです。画質は多少落としてもゲームが動けばOKという人に向いています。
ドスパラ GALLERIA UL7C-AA3
CPU | Core i7-12700H |
メモリ | 16GB |
グラボ | Arc A550M/A730M |
ストレージ | 512GB Gen4 SSD |
Core i7-12700Hと専用グラフィックスを搭載しながらも10万円台というドスパラのゲーミングモデルです。もともと倍近くの値段で販売されていたこともあって質感もよく、動画編集やゲームも楽しめるコストパフォーマンスに優れたノートパソコンです。Core i7-12700H搭載モデルとしてはもちろん最安値クラスです!
マウスコンピューター mouse K5
マウスコンピューターのmouse K5シリーズは、ブランド内でもトップクラスの人気を誇るモデルです。一般向けモデルとしては珍しく独立グラボを搭載し、パフォーマンス面でも優秀です。写真編集やイラストなどを中心に作業する人にもお勧めで、簡単な動画編集くらいなら対応できます。セール対象で12万円台になることも珍しくなく、人気で売り切れが発生するほどです。
ドスパラ GALLERIA XL7C-R45
15.6型144Hzリフレッシュレートに対応したゲーミングノートです。デスクトップ並みの処理が行える第13世代Core i7-13700Hが搭載されているのも徳陽。高い処理能力を生かして写真や動画の編集を助けます。価格も15万円台~と良心的ですし、性能を考えるとかなりコストパフォーマンスは良いと思います!
マウスコンピューター G-Tune P6
今回のテストでも良好な結果を示してくれたモデルです。パフォーマンス面でも心配はいりませんし、16型フルHDモニターは165Hzリフレッシュレートにも対応しでなめらかな映像を楽しめます。大きな画面でドッシリと腰を据えて作業を行いたい人におすすめのモデルです。
ミドルクラスがスタンダード!悩んだらここから選ぼう
これからゲームをやってみたいなという人や、そこそこ安くて性能がよいパソコンが欲しい人におすすめなのがミドルクラスのグラボを搭載したモデルです。国内のオンラインゲームのほとんどで快適な動作をします。性能と価格も釣り合っていて人気があるのも特徴です。
RAW現像や動画編集と言ったクリエイト用途でも使えますし、悩んのであればミドルクラスを選びましょう。
マウスコンピューター DAIV S4
Core i7-13700H×RTX4060搭載のハイパフォーマンスを、14型クラスに凝縮した軽量モデルです。重量が約1.78kgと軽く、約13時間を超えるバッテリー駆動時間も魅力です。モニターもキャリブレーション済みで出荷されるため、正確性な色再現を求めるイラストレーター、フォトグラファー、ビデオクリエイターにおすすめです。
ASUS Tuf Gaming F15
ASUSのコスパお化けとも言える、Tuf Gaming F15シリーズもおすすめ!第12世代インテルCore i7-12700Hは、デスクトップCPUに匹敵するほどのパフォーマンスを誇ります。価格が約18万円台と抑えられているのも嬉しいポイントです!
ドスパラ raytrek R5-RL6
ドスパラのハイエンドクリエイトノートパソコンです。15.6インチWQHD(2560×1440)で作業性も抜群、sRGBカバー率99%の正確なモニターが搭載されているのがポイントです。第13世代Core i7-13700HXの処理能力でクリエイティブ作業に没頭できるモデルです。もちろんゲームも快適!
ASUS ROG Zephyrus M16
第12世代インテルCore i7-12700Hは、デスクトップCPUに匹敵するほどのパフォーマンスを誇ります。RTX3060との組み合わせで安心感があるのも見逃せません。リフレッシュレートも165Hzで滑らかな映像を楽しめます。
ハイエンドクラスなら重たいゲームも快適!
現実的な価格で高性能が手に入れられるのがRTX4070シリーズです。どのゲームでも性能不足に陥ることはまずないでしょうし、フルHDなら100fpsを超える場合がほとんどです。ゲーミングモニターを接続して遊ぶのも良いでしょう。
画質や性能に少しでもこだわりがあるならRTX4070シリーズ以上を選んでおくことをおすすめします。
マウスコンピューター DAIV Z6
今回のテストに使用したモデルです。第13世代Core i9-12900HとGeForce RTX4070搭載のハイパフォーマンスモデルで、16型WQXGAモニターで効率的に処理が行えるのが特徴です。重量も約1.6kgと良い意味でクラスに見合わない軽さになっており、持ち出す機会の多いクリエイターにおすすめです。
ASUS Vivobook Pro 16X OLED
モデル名にもあるようにOLED(有機ELパネル)を採用したモデルです。表現力の豊かさでは今更説明不要ですし、パフォーマンス的にもきっと満足できるはずです。16型モニターは解像度が3200×2000と表示領域も広く、120Hzリフレッシュレートにも対応するのでゲームもカバーできます。あらゆる用途で快適性を得たいユーザーにおすすめのモデルです!
マウスコンピューター G-Tune E6-A7G70BK-A
16型WQXGAモニターは240リフレッシュレートに対応し、RTX4070の性能を限界まで楽しめる仕様になっています。天板にアルミニウム素材を採用した新デザインを採用し、従来モデルよりも薄型化に成功しています!税込27万円台ですがいっそ安く感じてくるから不思議…
ASUS ROG Flow X13 GV302XI
約1.35kgの軽量ボディにRyzen 9×RTX4070を搭載!13.4型モニターはWQXGA (2560×1600)対応で、外付けのXG Mobileを使用すれば描画性能を高めつつインターフェース類も補うことが可能です。モバイル環境でもガチ作業したいクリエイターには特におすすめのモデルです。
Dell G16
16型WQXGA (2560×1600)モニターは165HZリフレッシュレートにも対応!本格的なデータ編集だけでなく、ゲーミングも快適に行えるのが特徴です。重量は約2.87kgと重たいので据え置きメインで使いたい人向けです!
まとめ
・ノートパソコンも性能に妥協することなかれ!
・重視するのはグラボ!レベルや用途にあわせて賢い選択を!
当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの1台を見つけてください。