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raytrek R6-RLレビュー!最新パーツてんこ盛りの16型クリエイト向けノートパソコン

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raytrek R6-RLをレビューします。(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

第13世代Core i7-13700HとグラフィックにGeForce RTX4060を採用した、最新パーツづくしなクリエイター向けノートパソコンです!16型WQXGA(2560×1600)モニターで作業性も高く、sRGBカバー率99%の色域で正確な作業が行えるのも特徴です。モバイル環境でも妥協なくクリエイト作業に没頭できるため、本格派のクリエイターにもおすすめのモデルとなっています。

各ベンチマークソフトの結果や、実際にRAW現像、動画編集にかかった時間などを掲載してレビューしておりますので参考にしてもらえたらと思います。


raytrek R6-RL レビュー

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公式HP:https://www.dospara.co.jp

ドスパラが販売しているraytrek R6-RLは、デスクトップ並みのパフォーマンスを備えたノートパソコンです。

Core i7-13700Hの高い処理能力を生かして、RAW現像や動画編集を快適に行えます。sRGBカバー率99%を持っており、Webコンテンツ制作などにおいて正確な編集作業を行えるのも特徴。パワーと繊細さを兼ねそろえているので、プロの持ち出し用パソコンとして使えますし、一般ユーザーなら余裕でメインマシンとして活躍してくれるでしょう。スペックだけを見ても20万円切りは安いと感じます。

raytrek R6-RL スペック・パーツ構成

メーカ貸与のテスト機のスペックです。

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Core i7-13700H
グラフィックス GeForce RTX4060
メモリ 16GB
SSD 1TB Gen4 SSD
駆動時間
液晶 16型WQXGA(sRGB約99%/90Hz)
サイズ 358(幅) × 247(奥行) × 20(高さ[前])、23(高さ[後]) mm
重量 約2.0kg

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

CPU Core i7-13700Hの性能

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搭載されているCPUは第13世代のCore i7-13700Hです。14コア20スレッドのCPUで、デスクトップ並みの処理能力を発揮します。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i7-13700H 29342 P:2.4GHz(5.0GHz)
E:1.8GHz(3.7GHz)
14コア20スレッド
(P:6コア/E:8コア)
45W
Core i7-12700H 26589 P:2.4GHz(5.0GHz)
E:1.8GHz(3.7GHz)
14コア20スレッド
(P:6コア/E:8コア)
45W
Core i7-12650H
24621 P:2.3GHz(4.7GHz)
E:1.7GHz(3.5GHz)
10コア16スレッド
(P:6コア/E:4コア)
45W
Core i7-10750H 12573 2.6GHz(5.0GHz) 6コア12スレッド 45W

Core i7-13700Hのは30000近くのスコアをマーク、Core i7-12700Hと比較すると約10%高いスコアになります。

確実に進化している点は評価しますが、第12世代から劇的なちがいを感じるほどではないかもしれません。ちなみにデスクトップ向けCPUのCore i7-12700のスコアが31110です。Core i7-13700Hがデスクトップ並みの性能というのは大げさではありません。モバイル先であろうとデスクトップ並みの編集作業が行えます。

CPU-Zによるベンチマークスコア

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i7-13700H 805.4 6849.4
Core i7-12700H 725.7 7462.5
Core i7-12650H 735.9 6469.4
Core i7-10750H 503.1 3169.5

シングルスレッドのスコアが805.4と非常に高く、マルチスレッドも6849.4と十分なスコアです。マルチ性能ではCore i7-12700H搭載モデルに惜敗していますが設定やタイミング次第といったところでしょうか。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

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 CPU シングル マルチ
Core i7-13700H 728 5147
Core i7-12700H 677 5347
Core i7-12650H 648 4281
Core i7-1260P(4N) 574 2159
Core i7-10750H 471 2566

CINEBENCH R20スコアは、シングル728で、マルチ6147でした。このモデルの特徴なのかCore i7-12700Hとの比較だとマルチ性能が若干落ちるようですが、体感レベルではっきりとしたちがいを感じるほどではありません。

ストレージ性能

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ストレージはGen 4 NVMe SSD搭載で、読込速度は約6700MB/s, 書込速度 約5000MB/sと爆速です。

ここ最近のSSDとしては標準的な速度ですが、起動の速さ含めてキビキビ動作してくれるので気持ちが良いです。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce RTX4060のグラフィック性能・ゲームスコア

raytrek R6-RLに搭載されているグラフィックはGeForce RTX4060です。ミドルクラスよりの性能で、ある程度の高解像データ編集なら快適に行えます。

FF15(重たいゲーム)のベンチマーク

モデル 設定 結果
raytrek R6-RL(RTX4060) 3840×2160(標準品質) 普通(4078)
1920×1080(標準品質) とても快適(11769)
raytrek R6-AA(RTX3060) 3840×2160(標準品質) 普通(3858)
1920×1080(標準品質) とても快適(9534)
DAIV 6P-RT(RTX3050Ti) 3840×2160(標準品質) やや重い(2725)
1920×1080(標準品質) 快適(7372)
DAIV 5N(RTX2060) 3840×2160(標準品質) 普通(3299)
1920×1080(標準品質) 快適(9044)

重量級ゲームの代表格であるファイナルファンタジー15のベンチ結果です。4K解像度の標準画質で普通、フルHDはとても快適という結果になりました。FF15でこれだけ動くならほぼ全てのゲームは快適に遊べるでしょう。

RTX3060との比較だと4Kクラスで約6%、フルHDで約23%の差が出ています。RTX3060比だと正直買い替えるほどの差はないものの、それ以前のグラフィック搭載モデルを使用しているなら進化を感じられるでしょう。

RAW現像にかかる時間は?

現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。このソフトはかなり重たいのですが、画像の表示も速く、編集を当てても一瞬なので快適でした。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 50枚 150枚
Core i7-13700HX 1分10秒 3分31秒
Core i7-13700H 1分13秒 3分40秒
Core i7-12700H 1分15秒 3分46秒
Core i7-12650H 1分20秒 3分50秒
Core i7-10750H 5分10秒

RAW現像処理時間は50枚で1分13秒と速いですが、第12世代から劇的に進化したという訳ではありません。RAW現像が目的であれば旧世代で十分な性能は確保できると考えられます。もちろんraytrek R6-RLを購入するのもおすすめです!

動画の書き出しにかかる時間は?

動画編集ソフトはResolveで4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間は約2分57秒でした。

書き出しの条件は以下の通りです。

 レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

モデル 構成 処理時間
raytrek R5-RL6 Core i7-13700HX×RTX4060 2分57秒
raytrek R6-RL Core i7-13700H×RTX4060 3分58秒
G-Tune P6 Core i7-12650H×RTX4050 3分12秒
raytrek R6-AA Core i7-12700H×RTX3060 3分54秒
G-Tune P5-RT Core i7-11800H×RTX3050 4分47秒

動画編集においてはマルチ性能が発揮される場面なので、Core i7-13700HX搭載の「raytrek R5-RL6」が生きた形ですね。

raytrek R6-RLは旧世代Core i7-12700H×RTX3060を搭載したraytrek R6-AAとほぼ同タイムです。動画編集(パフォーマンス)に特化したというより、大型×高精度×高効率な16型モニターであったり、薄型であることを加えて評価するべきでしょう。

パソコンはうるさい?静音性は?

さすがに負荷がかかった時にはファンの音がそれなりにしますが、普通の作業では静かでした。割と長時間作業していても変な挙動はなかったので安心して使えると思います。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

ドスパラは翌日出荷に力をいれており、今回紹介するモデルも翌日出荷に対応しています。半導体不足が叫ばれる中でもパソコンがすぐ手に入るというのはうれしいですね!外資系メーカーだと1ヶ月くらい待つのは普通ですが、すぐにパソコンが必要ならドスパラでの購入を選択するメリットは大きいと思います。

注意

当日お昼前までに注文が確定した場合の目安になります。必ず公式サイトで出荷日を確認してください。

公式サイト:https://www.dospara.co.jp


raytrek R6-RL開封!

raytrek R6-RL外観写真・デザイン

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天面にはブランドロゴが入るだけのシンプルなデザインです。周辺にはダイヤモンドカット加工が施されておりシャープな印象を与えます。奇をてらったデザインではないので万人に使いやすいモデルだと思います。

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サイズは358(幅) × 247(奥行) × 20(高さ[前])、23(高さ[後]) mm、重量は約2.0kgです。15インチクラスと同等のサイズ感で大型モニターというのがメリットの1つです。背面もフラットで持ちやすいです。ファンも通常利用なら気にならないレベル、後負荷でも許容できるレベルに感じました。

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コンパクトなACアダプターを採用しているので持ち歩きの負担も小さいです。

発色の良いディスプレイを採用

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raytrek R6-RLは、sRGBカバー率約99%の広色域モニターが搭載されています。写真や動画をはじめとする編集作業も正確に行えますのでクリエイターのモバイル機としてもおすすめです。

解像度はWQXGA(2560×1600)で単純にフルHDよりも表示領域が広いため作業が捗ります。別途モニターを用意する必要がないため結果的にコストを抑えられるはずです。

キーボードも自然な配列

キーボードは自然な配列で、浅めの打鍵感であるものの反応がしっかりかえってくる感じです。個人的にはとても好きなタイプです。

タッチパッドも非常に大きくマウスなしの作業でも案外乗り切れます。

raytrek R6-RL インターフェース

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①Thunderbolt4
②USB3.2 Gen1 Type-A
③HDMI2.1
④電源入力
⑤セキュリティスロット
⑥USB3.2 Gen2 Type-C
⑦USB3.2 Gen1 Type-A
⑧SDカードリーダ(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)
⑨マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子

高速通信を可能にするWi-Fi 6や、Thunderbolt 4も搭載されています。また本製品はACアダプターの使用を前提としているため、Power Deliveryの仕様としては一部制限があることに注意してください。

raytrek R6-RLデメリット

・マルチ性能が伸び切らない

raytrek R6-RLの弱点とまで言うほどではありませんが、強いて言うなら「CPUのマルチ性能がもう少し伸びてもいいかな?」くらいです。

最新モデルも色々触ってきていますが、それらのモデルよりも使い勝手で大きく劣るなんてことはありません。16インチの大画面で迫力ある映像が楽しめますし、ACアダプターもコンパクト、爆速のGen 4  SSDを採用していたりとメリットのほうが勝っているように感じます。

raytrek R6-RLはこんな人におすすめ

おすすめな人
  • 大型モニターを搭載したPCが欲しい人
  • RAW現像や動画編集で使いたい人
  • ゲームもそれなりに遊びたい人
  • 1台で完結できるノートパソコンが欲しい人
  • 急ぎでパソコンが必要になった人

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raytrek R6-RL 感想まとめ

raytrek R6-RLをレビューしてきました。

デスクトップ並みの処理能力を持ちながらも、繊細かつ作業性の良い液晶モニターを採用するなどメリットの多いモデルです。薄型軽量化のおかげで15インチクラスの使い心地を実現しているのも素晴らしいですね。Thunderbolt対応なのも痒い所に手が届く感じでクリエイターにとっては使いやすいモデルだと感じます。1台で全部やりたい人におすすめできる製品です!ぜひ検討してください。

ドスパラで販売されているパソコンは国内生産ですし、万が一の時は実店舗なんかで相談もできるので安心感があります。他にも多数のパソコンを販売しているので、チェックしてみても良いかもしれません!

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