GeForce RTX4080を搭載したパソコンを紹介します。
2022年後半から順次販売がスタートしたNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのハイクラスモデルです。RTX4090が30万円近くする中で、グッと現実感の増すRTX4080が気になっている人も多いでしょう。ここではベンチテスト結果や実際にゲームを動かして解説していきます。
それでは「GeForce RTX4080搭載のおすすめデスクトップパソコン」を紹介していきたいと思います。
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目次
GeForce RTX4080の性能
GeForce RTX4000シリーズは、NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャを採用し従来モデルをしのぐ性能を発揮します。さらにVRAM容量も増加傾向にあるのでパフォーマンスにも余裕があるのが特徴です。ただし、消費電力も増加傾向で、電源容量や排熱などもしっかりと考えなければなりません。
RAW現像や写真編集だけに使うならオーバースペックではありますが、至高のパソコン体験と言う意味では変えられない魅力がありますよね。
ベンチマークスコア
ざっくりとスコアを表にしましたので参考にしてください。
| GPU | スコア（PASSMARK） |
| GeForce RTX4090 | 39283 |
| GeForce RTX4080 | 35288 |
| GeForce RTX3090 | 25611 |
| GeForce RTX3080 | 23835 |
| GeForce RTX3070 | 21650 |
| GeForce RTX2080Ti |
21658 |
| GeForce RTX2080 SUPER | 19225 |
| GeForce RTX2070 SUPER | 18095 |
| GeForce RTX2060 SUPER | 16319 |
PASSMARKが公開しているデータを参考にすると、RTX4080とRTX4090との比較で約90％程度の性能になります。従来のRTX2070SUPERの約2倍近いスコアというのも注目です。
これまでのグラボだと4Kなどの高い解像度ではどうしても動作が難しい面がありましたが、RTX4080なら美麗グラフィックが楽しめるようになります。まさに次世代対応が可能なグラボと言っても過言ではないでしょう。
従来モデルだとRTX3070あたりもゲーマーに人気がありましたが、約60％程度のスコアとなると考えてしまいます。もちろん十分なゲーミング性能を持った製品ではありますが、新モデル（RTX4080）の魅力の前ではかすんでしまいます。
RTX4090を搭載したパソコンは50万円を超えるのも普通ですが、RTX4080搭載モデルは30万円台と考えると手にとりやすいのかもしれません。
GeForce RTX4080のゲーム性能はどれくらい？
| モデル | 設定 | 結果 |
| G-Tune XP-Z （RTX4090） |
3840×2160（標準品質） | 非常に快適（18327） |
| 1920×1080（標準品質） | 非常に快適（23784） | |
| G-Tune HP-Z （RTX4080） |
3840×2160（標準品質） | 非常に快適（13347） |
| 1920×1080（標準品質） | 非常に快適（23511） | |
| G-Tune EP-Z （RTX3080） |
3840×2160（標準品質） | 快適（8635） |
| 1920×1080（標準品質） | 非常に快適（21229） | |
| G-Tune PP-Z （RTX3070Ti） |
3840×2160（標準品質） | 快適（6932） |
| 1920×1080（標準品質） | 非常に快適（16827） |
重量級タイトルのFF15ですが、4K解像度でも非常に快適というスコアを得られました。さすがに上位クラスのRTX4090と比べると大きな差はありますが、従来のRTX3080と比べると1.5倍近くのスコアが出ています。
4K解像度で快適→非常に快適という差はスコア以上に大きいと感じますし、これくらいスコアが出ているならフレームレートも安定して出せるはずです。美麗グラフィックで楽しみたいゲーマーにとっては朗報とも言えるでしょう。
ただしフルHDゲーミングだと伸びはそこまで大きくはありません。お使いのモニターがフルHDだったり、そもそも高解像ゲーミングを考えてないという人は無理をしなくても良いのかもしれません。
【テスト機】
＞G-Tune XP-Zのレビューを見る（RTX4090）
＞G-Tune HP-Zのレビューを見る（RTX4080）
GeForce RTX4080がおすすめな人
- 最高クラスの環境構築を目指している人
- 本格的な4K動画編集をしたい人
- 美麗グラフィックでゲームを楽しみたい人
- 予算が30万円台くらいの人
GeForce RTX4080搭載のおすすめパソコン
マウスコンピューター DAIV FX-I7G8S
| CPU | Core i7-14700KF |
| メモリ | 32GB |
| グラボ | GeForce RTX 4080SUPER |
| ｽﾄﾚｰｼﾞ | 2TB SSD |
Core i7-14700KF×RTX4080SUPERの構成は強力なパフォーマンスを発揮し、ゲームはもちろん、高解像データ編集にも使えるほどです。価格は競合他社よりも高めですが、24時間サポートなどの手厚いサービスが魅力です。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R48
| CPU | Core i7-14700F |
| メモリ | 32GB |
| グラボ | GeForce RTX 4080 |
| ｽﾄﾚｰｼﾞ | 1TB NVMe SSD |
第14世代Core i7-14700FとGeForce RTX4080を組み合わせて約37万円という良心的なモデルです。次世代ゲーミングに対応ができますし、現時点で他のユーザーよりも有利に立ち回りたい人に向けたモデルと言えます。クールなデザインを採用しているのも良いですよね。
ドスパラ raytrek 4CZG+
| CPU | Core i9-14900KF |
| メモリ | 32GB |
| グラボ | GeForce RTX 4080 |
| ｽﾄﾚｰｼﾞ | 1TB Gen4 SSD |
第14世代Core i9-14900KFの圧倒的な処理能力が光るモデルです。時間がないクリエイターのために生まれたモデルで、毎日の業務短縮化に貢献！節約できた時間はクリエイトの探求にあてることが可能です。50万円超えは簡単には手を出せませんが勝負をかけたいクリエイターに使ってほしいモデルです。
まとめ
・GeForce RTX4080搭載パソコンは次世代対応が可能！
・GeForece RTX2070SUPERの約1.5倍の性能！
・価格も30～50万円台と幅広く選べる！
GeForce RTX4080は高解像データを身近にする強力なパフォーマンスを発揮します。
RTX2070SUPERの約1.5倍の性能向上が期待できますので、そろそろグラボを入れ替えたいなと考えている人におすすめです。また最近では第13世代インテルCPUも登場しているため、新しい環境構築にはベストのタイミングと言えると思います。RTX4080搭載モデルは30万円台の手頃なものから、より高い性能をもつものまで幅広く選べるのも嬉しいですよね！
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