マウスコンピューターが展開する、クリエイターモデルのDAIV。今回はそのDAIVの担当者にお話を聞くことができました。
DAIVがウリにしている特徴や、選ばれている理由、人気モデル、選び方、時期(検討中)モデルまで、余すところなく色々と聞いてきました。
DAIVのパソコンを検討中だったり、特徴を知りたい人にとっては貴重な情報になると思いますので参考にしてください。
目次
DAIVが生まれた理由
マウスコンピューターでは、DAIV発足前に2つのモデルがございました。
- イラスト制作向け→mouseブランド
- ヴァーチャルリアリティ向け→G-Tuneブランド
これまでですとデジカメやペンタブレットといった”マルチデバイス”は一部の限られた人が使うにすぎませんでした。ところが近年、スマートフォンをはじめとして人とデジタルデータの親和性が高まってきております。高性能カメラ/ビデオカメラ デバイスで生成されるデジタルデータを、手軽に扱え、制作/編集環境に適した環境が求められるようになります。
これまでは2つのブランドの中から、カスタムスペックとしたモデルで対応しており、1つのブランドとして展開していたものではありませんでした。そこでニーズに答えるための提案として、クリエイター向けブランドDAIVが発足しました。
マウスコンピューターのブランド特徴
DAIVが他のブランドと違う(差別化)ポイントを教えてもらいました。以下のようにそれぞれのモデルで、特徴を出せるように心がけておられます。
mouse | ・幅広い層にパソコンを使っていただけるよう製品展開 ・ライト層が選びやすい価格帯を実現 |
G-Tune | ・ゲーミングに特化した製品展開 ・ゲーム推奨モデルの販売 ・ゲーム特典の添付で付加価値を高めている |
DAIV | ・クリエイター特化モデル ・各ソフトウエアの作業推奨環境の達成と目安の表示 ・入出力機器との親和性を高めている ・液晶の解像度や色域を重視 ・用途別に販売構成を変更(GeForce/Quadro) |
DAIVのユーザーについて
続いてはDAIVのユーザーについて質問をしてみました。「どのような人が選んでいるのか?」「こんな人に使ってほしい」というユーザー層は、これを読んでいる多くの人にあてはまるのではないでしょうか?
DAIVを選んでいる人は?
DAIVのパソコンで想定している作業は、簡単な写真編集から動画編集、イラスト作成やHMDを用いたVR向けデータ作成など様々です。
これだけ多岐にわたって使えるパソコンですので、当然性能と安定性が求められます。クリエイト作業が快適に行えるだけでなく、安定して性能を発揮できるように製造過程からこだわっております。内部の抜きうち検査も頻繁に行なっております。
内部の冷却性能を高めるような工夫や、ハンドルとキャスターの付いたオリジナルシャーシ(デスクトップモデル)、拡張性に優れた内部レイアウトは評価頂いております。おかげさまでお仕事/プライベートどちらで使われる方にもお選び頂いてます。
数年間パソコン買い換えてない人は是非一度DAIVを触ってみてください。その進化と処理速度の速さに驚くと思います。
DAIVの選び方
ここからは中の人が教えてくれる「DAIVの選び方」に目をむけていきます。「こだわりのポイント」「おすすめのカスタマイズ」「重視するスペック」などを聞いてきました。
DAIVこだわりのポイントとは?
DAIVのデスクトップパソコンは限りなくカスタマイズ制限の無い構成を心がけています。ユーザーさまの利用環境/予算/要望にあわせてオリジナルの1台として仕上げることができます。
またシャーシはデザインと性能の両立を前提とした設計とし、特にハイエンドユーザー様においては水冷ユニットやSLI構成などに注目していただきたく思います。データを大量に扱う機会の多いクリエイター様には、簡単にHDDを着脱できるリムーバブルケースを準備するなど、多数のカスタム項目を用意しています。
パソコン選びで重視するべきスペックは?
特に最新のカメラで高解像度データを扱われている方は、高性能なCPUやメモリが多いモデルをお選びください。
またPC本体の性能だけではなく、高解像度環境の構築なども非常に重要になってきます。WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)などの「高解像度環境」や、1つのパソコンに対して複数の液晶モニタを接続する「マルチモニタ環境」構築含め検討ください。作業効率が飛躍的に向上します。
ズバリ人気のモデルはどれですか?
以下、2モデルが人気ですとのことでした。ポイントはどちらもミドルスペック以上の性能を持っていることで、クリエイターには高性能なパソコンが選ばれています。
DAIV-DGZ520M4-SH2
CPU | Core i7-8700 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1060 (3GB) |
ストレージ | 240GB SSD + 1TB HDD |
「DAIV」の人気デスクトップパソコンです。「プロアマ問わずに使える」とメーカーがいっているように、RA完璧なパーツ構成になっています。価格と性能のバランスもよくコストパフォーマンスはベストと言える1台です。デジタルカメラグランプリ金賞モデルの後継機。
DAIV-NG5500H2-M2SH2
CPUにはCore i7-8700搭載でメモリも16GBでサクサク作業ができます。GTX1050も4GBでビデオメモリも高性能です。色域の広いAdobeRGB比98%の15.6型モニターを搭載、忠実な編集作業をすることができます。データのやりとりが多いクリエイターには嬉しい爆速のM.2 SSDと大容量HDDのストレージも魅力。個人的に15万円台前後で最もおすすめしたいノートPCです。
DAIVのサポート体制について
24時間/365日の電話サポートはもちろん、今ではLINEサポートも受付しております。本当に困っているタイミングで「連絡が取れない」という事が少ないと思います。また預かり修理に関しても96時間以内の修理完了を目途にサポート体制を整えております。
ハードウェアサポートの部分としては、最大3年間の保証期間延長(通常1年)や大切なデータを予期せぬトラブルから守るデータ復旧サービスなどクリエイター目線での取り組みを強化しております。
聞きにくい質問をぶつけてみました
普段聞きたくても聞けない質問を、正直にぶつけてみました。担当者様には嫌な顔もせず爽やかにこたえていただき感謝しております。
DAIVの価格設定は高い?安い?
DAIVの主力モデルは一般ユーザーからするとやや高価なイメージがあります。本当にそんなパソコンを購入する必要があるのか聞いてみました。
すると「上位性能を持つパソコンは当然値段も高価になりますが圧倒的な速さも持ち合わせており、ストレスの無い環境で作業が出来る事で投資の効果は十分に感じられると思います」とお答えいただきました。
たしかに毎日のようにパソコンに向き合うなら、日々のストレスは避けたいものです。初期投資は高くなっても、日々の我慢やストレスが軽減されるのであれば投資する価値があります。数年使うことを考えると数万円高いパソコンの費用もペイできる気がしてきますね。
仮に5万円高くても1年パソコンを使えば日割にすると約¥137です。1日にペットボトル1本分の予算で快適さを手に入れられるわけですね。2年使えばさらに半分¥70ですから妥協するべきではないでしょう。
時期モデルについて教えてください
時期は未定ですが17型以外(手ごろなモデル)にも4K対応モデルの要望があり現在検討中です。
確かに今のDAIVには大きなモニターでしか4K搭載モデルがなく、モバイル性にすぐれた14型などはフルHDの解像度です。作業性の向上のためにもこれは期待したいです。
DAIVを選ぶ価値とは?
最後に「DAIVのウリ」「選ぶ理由」について聞きました。
DAIVは最新の技術をタイムリーに自社製品に反映しつつ高性能なパソコンを提供しております。上位性能をもつおあそこんは処理能力が早いので、作業時間の短縮にもつながります。短縮された時間で、本来の手法とはちがうパターンをお試しいただいたり、スキルの向上、表現力を高める時間にあてていただくことができます。
クリエイターが望むクリエイティブ作業に没頭できるような、快適な作業環境を提供することがDAIVの価値です。
処理のための待機時間が長いと、作品本来に費やせる時間がどうしても限られてしまいます。DAIVユーザーにはそういった我慢をしてほしくないということなんだと解釈しました。
最後にひとこと
・DAIVが提供しているのはそれを使う人の価値である!
・全ての想像的活動のためにDAIVのパソコンはおすすめ!
DAIVは高性能なパソコンが多いという印象がありましたが、製品作りの姿勢や、アフターサービス、顧客満足への探究心が並々ならぬものを感じました。
クリエイターモデルのパソコンを検討されている人は、ぜひ一度DAIVのパソコンへ目を向けてください→DAIVのおすすめパソコン
最後になりましたが、今回対応いただきましたDAIVのブランド担当者様に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの1台を見つけてください。