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DAIV Z5レビュー!第12世代Intel CPUを採用したエントリー向けクリエイトパソコン

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マウスコンピューターよりDAIV Z5をレビューします。(機材貸出元:株式会社マウスコンピューター)

Core i7-12700×GTX1650(GDDR6版)の組み合わせは、写真編集や動画編集を気楽に楽しめるスペックです。エントリー向けモデルとは言え処理能力はかなり高く、初心者やライトユーザーだけでなく本格派も納得できるほどになっています。

各ベンチソフトの結果や、実際にRAW現像にかかった時間なども掲載していますので参考にして下さい。

※類似スペックのスコアを掲載する場合があります

RAWCOM限定「DAIV Z5」とは?

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※このモデルは販売を終了しました

マウスコンピューターでは、著名人やインフルエンサーさんとのコラボを積極的に行っています。ありがたいことに当サイトにもお声がけいただきました。

直販モデルよりもできるだけお得感をつめこんでおり、税別10万円を切るコストパフォーマンスは魅力的だと自信をもって言えます。販売はマウスコンピューターですので、メーカーの保証や相談などサポートの面の心配もありません。つまり本当に見つけた人がけが得をするモデルといっても過言ではありません。

ただし期間や台数に限りがあり、状況次第では内容を変更したり終了することもありえます。当サイトでは、コスパあふれるモデルだけでなく、ハイスペックなデスクトップやノートパソコンなど、複数モデルでご用意していますので興味がある人は是非チェックしてください。

マウスコンピューターとRAWCOMのコラボモデルパソコンが販売開始!

DAIV Z5 レビュー!

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公式HP:https://www.mouse-jp.co.jp/

マウスコンピューターのDAIV Zシリーズは、クリエイター向けに販売されているデスクトップパソコンです。

DAIVの傾向としてはクリエイターが行う高負荷な作業に耐えられるように、高スペックに仕上げている傾向にあります。そのため一般的なモデルよりも割高感がありますが、冷却性のテストを十分に行っていたり、メンテナンス性に優れていたりと「長く使えるモデル」に仕上がっているのは言うまでもありません。

DAIV Z5シリーズはエントリー向けではあるものの、上位モデルと同じCPUを採用していたりと快適性が高いパソコンになっています。

DAIV Z5のスペック

※写真はDAIV Z7です(DAIV Z5は空冷CPUクーラー付)

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型番 DAIV Z5
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Core i7-12700
グラフィックス GeForce GTX 1650(GDDR6版)
メモリ 32GB(最大64GB)
ストレージ 512GB NVMe SSD + 2TB HDD
 電源 700W 【80PLUS BRONZE】
サイズ 約190×490×410
重量 約11.2kg
価格 197,780円〜
リンク >詳細を見る

DAIV Zシリーズの顔として販売されているモデルで、RAW現像やWebコンテンツ制作にもおすすめのデスクトップパソコンになっています。

第12世代Core i7-12700を採用したことで飛躍的に性能が向上・・したのは良いですが価格も一気に上がり20万円に迫る勢いです。プロクオリティであることは間違いないのですが一般ユーザー向けにはちょっと手をだしずらい印象が出てしまっているのも事実かなと・・・

DAIV Z5には旧世代CPUを採用したり、GTX1050Tiなどを採用したモデルなど複数ラインナップが存在します。性能と予算をはかりにかけてバランスの良い選択を心掛けたいところでしょう。個人的にはCore i5搭載モデルを準備してほしいところだったりもします。

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

DAIV Z5の外観チェック

※筐体が共通のためDAIV Z7と同じ内容になります。

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DAIVのデスクトップのデザインは共通で、無骨かつ力強いイメージでデザインされています。全体をマット仕様にしていることで指紋も目立ちにくくなっています。

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電源スイッチはダイヤル式となっており、車やバイクにキーを刺して点火させるイメージなんだとか。こうした工夫のあるデスクトップは多くありませんので、ちょっと気分が上がりますよね!

フロント部はUSBコネクタ、イヤホンジャックなどの各種デバイスを接続しやすいようになっています。少しだけ斜度をつけているのも「こだわり」なんだとか。

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エアフローはフロントとサイド側から吸気し、熱をもちやすいグラフィックに直接風があたるような設計になっています。フロントにはメッシュパネルも付属していますのでホコリの侵入を防ぐ徹底ぶり。

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スタジオ内での移動を想定しているため、ハンドルやキャスターが標準装備されています。仮にそうしたクリエイターではなくても、デスク下から引き出す際や、パソコンをかつぐ際に上下のハンドルを両手でつかめたりと便利です。

重量があるモデルなので少し心配ですが、形成部分とつなぎ目には板金補強しているので重量を気にすることなく使っても平気なんだとか。

DAIV Z5のインターフェース

・DisplayPort×3、HDMI×1
・USB2.0×2(背面 Type-A×2)
・USB3.0×6(前面 Type-A×2 / 背面 Type-A×4)
・USB3.2×1(背面 Type-C×1)
・ネットワーク×1(背面 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応(RJ-45)×1)
・インテル Wi-Fi 6 AX201+ Bluetooth 5
・ヘッドフォン出力、マイク入力、等

モデルによって表記内容と異なる場合があります。

性能レビュー・ベンチマーク

CPU Core i7-12700の性能

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DAIV Z5に搭載されているCPUは、第12世代のCore i7-12700です。12コア20スレッドのCPUで、通常は2.1GHzで動作し、負荷がかかった時にはオーバーブーストで最大4.9GHzまでオーバークロックします。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i7-12700 32117 2.1GHz(4.9GHz) 12コア20スレッド 65W
Core i5-12400
19333 2.5GHz(4.4GHz) 6コア12スレッド 65W
Core i9-11900K 25579 3.5GHz(5.2GHz) 8コア16スレッド 125W
Core i7-11700K 25090 3.7GHz(5.3GHz) 8コア16スレッド 125W
Core i7-11700 21469 2.5GHz(4.4GHz) 8コア16スレッド 95W
Core i7-10700 17632 2.9GHz(4.8GHz) 8コア16スレッド 65W
Ryzen 7 5800X 28493 3.8GHz(4.7GHz) 8コア16スレッド 105W
Ryzen 5 5600X 22161 3.7GHz(4.6GHz) 6コア12スレッド 65W

PASSMARKの公開データによると「Core i7-12700Kは32117」です。従来のCore i9すら凌駕するスコアです・・・これがエントリーモデルに搭載されているなんて控えめにいってヤバいです(笑)

またライバルのRyzen 7 5800XやRyzen 5 5600Xあたりよりも良いスコア。クリエイターにはインテルCPUを好まれる方が多いので安心材料ともいえるでしょう。

デスクトップとノートPCCPUの性能の違いとは?

CPU-Zによるベンチマークスコア

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i7-12700 749.2 8889.5
Core i7-11700 659.1 6127.0
Core i9-11900K 713.5 6546.1
Ryzen 7 5800X 669.4 6739.4
Ryzen 5 5600X 645.4 4873.0

シングルスレッドのスコアが749.2、マルチスレッドが8889.5となりました。シングル性能もマルチスレッドも高いスコアでうっかり声が漏れるレベルです(笑)

他のCPUに比べると特にシングル性能が高く(マルチも高いけど)、ゲーミング性能や写真編集などの作業で快適性に期待できます。これはこの後のチェックが楽しみになってきました。

CINEBENCH R20のスコア

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CPU シングル マルチ
Core i7-12700 726 6751
Core i7-11700 592 3788
Core i7-10700 492 3564
Core i9-11900K 645 5880
Ryzen 7 5800X 621 5993
Ryzen 5 5600X 599 4233
Ryzen 7 3700X 504 4822

CINEBENCH R20のスコアはシングルで726、マルチで6751となりました。

やはり全体的にパフォーマンスが高いです。最初価格を見たときに「高いな」と感じましたが、スコアを見ても「高いな」と感じるので納得感すらあります。

ストレージ性能

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ストレージは実測値で2500~3000MB/s前後の読み込み速度だと思われます。この規格としては標準的な速度ですが、パソコンの起動も速く、サクサク快適に動作してくれます。逆にこれ以上の速度を求めても、一般ユーザーには体感レベルでちがいが感じられない可能性が高いですので十分かと思います。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce GTX1650のグラフィック性能・ゲームスコア

※写真はGeForce GTX1650(GDDR6版)をつんだDAIV A5です。

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DAIV Z5に搭載されているグラフィックはGeForce GTX1650(GDDR6版)です。

ゲーム(FF15)のベンチマーク

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モデル 設定 結果
DAIV Z5
(GTX1650 GDDR6)
1920×1080(標準品質) やや快適(5658)
DAIV X7
(GTX1660)
1920×1080(標準品質) 快適(7441)
DAIV Z7
(RTX3060)
3840×2160(標準品質) 普通(4331)
1920×1080(標準品質) とても快適(11613)
GALLERIA RM5C-R36T
(RTX3060Ti)
3840×2160(標準品質) 普通(5341)
1920×1080(標準品質) とても快適(12738)

重量級タイトルのFF15ですが、フルHD標準品質でやや快適という結果になりました。フルHDで画質を調整しながら遊ぶ層(ライトゲーマー)向けといったところでしょうか。

上位のGTX1660との差は約32%と小さくありませんし、ゲーミング性能を期待するなら上位モデルを選択することをおすすめします。

特にRTX3060Ti以上になると一気にゲーミングスコアも向上します!RTX3060TiやRTX3070なら、最新ゲームでも高設定、高フレームレートが期待できます。

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RAW現像にかかる時間は?

現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。このソフトはかなり重たいのですが、画像の読み込みも速く、編集を当ててストレスなく反映されるので快適に感じました。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 処理時間
Core i7-12700 3分13秒
Core i7-11700 4分16秒
Core i7-10700K 4分30秒
Core i9-11900K 3分56秒
Core i9-10900K 3分56秒
Ryzen 7 5800X 3分46秒
Ryzen 5 5600X 3分55秒
Ryzen 9 3900X 4分23秒

150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時にかかった時間は「3分13秒」でした。

いうまでもなく速いですよね・・従来のCore i9はもちろん、ライバルのRyzenにも大きく差をつけています。処理が速いと時間短縮にもつながりますが、写真が溶けていくように処理されるのは単純に見ていて気持ちいいです(笑)

動画の書き出しにかかる時間は?

使用した動画編集ソフトはResolveです。

書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 処理時間
Core i7-12700×RTX3060 2分52秒
Core i7-12700×GTX1650
Core i7-11700×RTX3060 4分40秒
Core i9-11900K×RTX3070Ti 3分24秒
Core i7-10700K×RTX2070S 3分34秒
Ryzen 7 5800X×RX6700XT
3分02秒
Ryzen 5 5600X×RX6700XT 4分04秒

Core i7-12700×GTX1650の組み合わせでテストが行えていないのですが、おそらく3分~3分30秒くらいの処理時間だと予想しています。

ただしGTX1650では高解像データ処理には性能が足りません。フルHDクラスの動画編集をゴリゴリ回すといった使い方が向いているのかもしれません。書き出し頻度が多くない人にとってはCore i7-12700はオーバースペックかもしれませんね。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

パソコンがいつ手に入るか気になる人も多いでしょう。DAIVの出荷予定日はだいたい「注文が確定してから5日程で出荷」です。これはカスタマイズをした場合でも変わりません。

注意

当日15時までに注文が確定した場合の目安で、土日祝は注文が確定されません。早く手元にパソコンが欲しい場合は注意しましょう。

DAIV Z5はこんな人におすすめ

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おすすめな人
  • CPU性能にはこだわりたい人
  • 写真現像、動画編集などカジュアルに楽しむ人
  • 自分でカスタマイズして楽しめる人
  • コスパより性能を重視したいという人

DAIV Z5シリーズの感想まとめ

DAIV Z5をレビューしてきました。

CPU処理能力が圧倒的に高く、安定性やアプリとの親和性を考えてもIntel CPUにはアドバンテージがあると思いました。日常的にRAW現像を行うような環境に身を置いている人や、フルHDクラスの動画編集を楽しむ方にはおすすめです。

ただしコスト面では20万円にせまる価格になっているのも気がかり。CPU性能を考えてもう少しグレードの高いグラボを採用してほしかった気がします。GTX1650ではCore i7-12700はちょっともったいないような気もします。用途がハマれば全く問題はないんですけどね!

マウスコンピューターは国内生産ですし、サポート体制や、アフターフォローも手厚いので万が一のトラブルの時にも誠心誠意対応してもらえるだろうという期待感がもてますから安心です。

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