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G-Tune HP-Zをレビュー!GeForce RTX4080搭載のハイパフォーマンスゲーミングPC

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マウスコンピューターの「G-Tune HP-Z」をレビューします。(機材貸出元:株式会社マウスコンピューター)

CPUには第13世代インテルCore i7-13700KF、グラボにはGeForce RTX4080搭載という最新パーツを採用したモデルになります。高性能パーツにより最新ゲームの配信や、超美麗グラフィックでゲームを楽しむことも可能。もちろん高解像データ編集にも対応できるスーパーパソコンになっています。

各ベンチソフトの結果や、実際にRAW現像にかかった時間なども掲載していますので参考にして下さい。

G-Tune HP-Zの特徴

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公式HP:https://www.mouse-jp.co.jp/

マウスコンピューターのG-Tune HP-Zはヘビーゲーマー向けのデスクトップPCです。

高解像度、高設定で美麗なグラフィックを楽しんだり、競技性の高いゲームで一瞬の勝負にかけたり、ゲーム実況を楽しんだりと、とにかくなんでもできるパソコンです。もちろんRAW現像や動画編集といったクリエイティブ領域での活躍も期待できます。

G-Tune HP-Zのスペック

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型番 G-Tune HP-Z
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Core i7-13700KF
グラフィックス GeForce RTX 4080
メモリ 32GB(最大128GB)
ストレージ 1TB NVMe SSD + 4TB HDD
 電源 1200W 【80PLUS PLATINUM】
サイズ 215×490×481
重量 約19.2kg
価格 529,800円〜
リンク 詳細を見る

50万円と思い切った価格ですが、RTX4090搭載の上位モデル「G-Tune XP-Z」は70万円に迫る価格です。そういう意味ではコスパが良いの・・かもしれない。

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

G-Tune HP-Zの外観チェック

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G-Tuneのラインナップの中でもフラッグシップラインにあたります。フロント部にはダーククロム強化ガラスがあしらわれており、ブラックとレッドのアクセントがきいたカラーリングが存在感を演出しています。前面にはUSBやイヤホンジャックなどが装備されアクセスがしやすいのも特徴です。

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底面から外気を取り込んで熱をもちやすいグラボに直接風があたるような設計になっています。電源ユニットも専用エリアを設けられ、他の熱源とも隔離されているのも良い感じです。

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ストレージは最大で 2.5インチ×2、3.5インチ×1、スリム光学ドライブを同時搭載可能です。裏配線になっているのでストレージ管理はやや手間なものの、そう頻繁に載せ替えるものでもありませんしメインスペースの映えを狙う意味でもありでしょう。

G-Tune HP-Zのインターフェース

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・DisplayPort×3、HDMI×1
・USB2.0×4(前面 Type-A×2 / 背面 Type-A×2)
・USB3.0×6(前面 Type-A×2 / 背面 Type-A×4)
・USB3.2×1(Type-C/背面×1)
・ネットワーク×1(1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応(RJ-45))
・ヘッドフォン出力、マイク入力、等

モデルによって表記内容と異なる場合があります。そろそろType-Cはフロント側にも来てほしいところです。

CPU Core i7-13700KFの性能

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G-Tune HP-Zに搭載されているCPUは、第13世代のCore i7-13700KFです。16コア24スレッドのCPUで、従来のCore i9を超える処理能力をもっています。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i7-13700KF 46510 4.2GHz(5.4GHz) 16コア24スレッド 125W
Core i9-12900KF 41525 3.2GHz(5.2GHz) 16コア24スレッド 125W
Core i7-12700K 32935 2.7GHz(5.0GHz) 12コア20スレッド 125W
Core i5-12600K 27435 3.7GHz(4.9GHz) 10コア16スレッド 125W
Core i9-11900KF 25450 3.5GHz(5.3GHz) 8コア16スレッド 125W
Ryzen 9 5900X
39462 3.7GHz(4.8GHz) 12コア24スレッド 105W

PASSMARKの公開データによると「Core i7-13700KFのスコアは46510」となっており、従来のCore i9-12900KFすら軽く凌駕するスコアを叩き出しています。

消費電力は大きいですが処理能力を重視する方には有利ですし、RAW現像をはじめ動画編集などのクリエイティブな作業にも期待がもてます。Ryzenに関しても従来ほどのインパクトは薄れてきた印象…インテルの意地を見せつけた形となったでしょう。

デスクトップとノートPCCPUの性能の違いとは?

CPU-Zによるベンチマークスコア

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i7-13700KF 858.2 12379.4
Core i9-12900KF 799.0 11119.7
Core i7-12700K 785.5 9430.8
Core i7-12700 749.2 8889.5
Core i9-11900K 713.5 6546.1

シングルスレッドのスコアが858.2、マルチスレッドが12379.4となりました。

従来CPUとは言え、Core i9-12900KFすらも軽く超えてしまうスコアです。Core i7-12700Kと比較するとシングルスレッドが約9%、マルチスレッドが約31%も伸びています

CINEBENCH R20 スコア

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CPU シングル マルチ
Core i7-13700KF 817 11666
Core i9-12900KF
771 10273
Core i7-12700K 747 8726
Core i9-11900K 645 5880
Ryzen 7 5800X 621 5993
Ryzen 5 5600X 599 4233

CINEBENCH R20のスコアはシングルで817、マルチで11666となりました。ここでもCore i9-12900Kを超えるスコアを見せました。

ストレージ性能

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実測値でも5000MB/sに迫る読み込み速度でした。これくらい速度があればゲームのロードやインストールも快適ですし、キビキビと動作するパソコンは本当に気持ちが良いです。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce RTX4080のグラフィック性能・ゲームスコア

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G-Tune HP-Zに搭載されているグラフィックはGeForce RTX4080です。重量のあるグラボですがサポートステイ(VGAサポート)も装備されているので安心です。

FF15(重たいゲーム)のベンチマーク

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モデル 設定 結果
G-Tune XP-Z
(RTX4090)
3840×2160(標準品質) 非常に快適(18327)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(23784)
G-Tune HP-Z
(RTX4080)
3840×2160(標準品質) 非常に快適(13347)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(23511)
G-Tune EP-Z
(RTX3080)
3840×2160(標準品質) 快適(8635)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(21229)
G-Tune PP-Z
(RTX3070Ti)
3840×2160(標準品質) 快適(6932)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(16827)

重量級タイトルのFF15ですが、4K解像度でも非常に快適というスコアを得られました。RTX3080と比較すると50%以上もスコアを伸ばしています。特に高解像領域でのスコアの伸びが顕著です。(フルHDの伸びはわずか)

RTX3000番台とは文字通り桁違いのスコアを見せている訳ですが、現実的に考えるとRTX3080、RTX3070クラスでも性能は足りる人がほどんどのはずです。超重量級データを扱うわけでもないならコスパを重視しても良さそうな気はします。

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RAW現像にかかる時間は?

現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。このソフトはかなり重たいのですが、画像の読み込みも速く、編集を当ててストレスなく反映されるので快適に感じました。

150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時にかかった時間は「2分40秒」でした。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 150枚 50枚
Core i7-13700KF 2分40秒 56秒
Core i9-12900KF 2分56秒 51秒
Core i7-12700 3分13秒
Core i9-11900K 3分56秒
Ryzen 7 5800X 3分46秒
Ryzen 9 3900X 4分23秒

これまでのどのCPUよりも速く処理を完了することがわかりました。Core i7-12700との差は30秒ほどですので大量の現像作業を行う人には意味のある選択になるでしょう。

逆に数枚をじっくり作りこむようなタイプの人なら、処理時間は関係ありません。この表に出てくるようなCPUならどれを選択しても問題なく作業を遂行できます。とは言え、新しいパーツは使っていて楽しいですけどね(笑)

動画の書き出しにかかる時間は?

使用した動画編集ソフトはResolveです。

4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間は、約2分06秒でした。

書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質
・データ容量は3.67GB

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 処理時間
Core i7-13700KF×RTX4090 2分02秒
Core i7-13700KF×RTX4080 2分06秒
Core i9-12900KF×RTX3080 2分12秒
Core i9-11900K×RTX3070Ti 3分24秒
Core i9-10900K×RTX3080 3分02秒
Ryzen 9 3900X×RTX2070S 2分56秒

動画編集もトップクラスに速いです。作業中も当然のように安定していて、まるでライトな作業(フルHD動画編集)を行っているような快適性すら感じました。

4K以上の解像度で編集作業をするような人が求めるパソコンですね。逆に4K以下の編集作業ならRTX4090もRTX4080は必要ないような気がします。コスパも悪いし無駄になってしまうと勿体ないですからね。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

パソコンがいつ手に入るか気になる人も多いでしょう。マウスコンピューターの出荷予定日はだいたい「注文が確定してから4~5日程で出荷」です。これはカスタマイズをした場合でも変わりませんが、年末年始や長期休みなどのタイミングでは伸びる可能性もあります。

注意

当日15時までに注文が確定した場合の目安で土日祝は注文が確定されません。パソコンが早急に必要な方は納期を必ず確認して下さい→納期を確認する

G-Tune HP-Zのデメリット

・ボディが大きくスペースを圧迫する
・ファンの音がそれなりにするかも

G-Tune HP-Zはサイズも大きく、冷却ファンがしっかり採用されているので音もそれなりにします。一言で言えば「存在感」のあるモデルです。そこをデメリットととらえない人であれば、その圧倒的パフォーマンスで数々の体験を楽しめるはずです。一般人が手にするには価格が高すぎるという点をのぞけば・・・

G-Tune HP-Zはこんな人におすすめ

おすすめな人
  • 最新の環境でゲームを楽しみたい人
  • 写真現像、動画編集などとことんこだわりたい人
  • プロレベルの作業をするクリエイター
  • 費用よりも性能面を重視したいという人

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G-Tune HP-Zの感想まとめ

G-Tune HP-Zをレビューしてきました。

従来のCore i9を凌駕するCPU性能に、これまたトンデモなグラボを組み合わせたハイパフォーマンスモデルでした。そのあまりの性能をいかんなく発揮できるのは、プロや玄人など一部の人かもしれません。手にすればきっとこれまでの常識がくつがえることは間違いありません。

マウスコンピューターは国内生産ですし、サポート体制や、アフターフォローも手厚いので万が一のトラブルの時にも誠心誠意対応してもらえるだろうという期待感がもてますから安心です。

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