GeForceのグラフィックボードでエントリーモデルがGTX1050です。
GTX10シリーズでは最安モデルで、RAW現像や写真編集には充分に使っていけますが、人によっては選ぶべきではない場合もあります。特にノートパソコンだと10万円を超える価格になってきますので慎重に判断したいところですよね。
そこで「GTX1050搭載おすすめノートパソコン」と一緒に、注意点なんかも書いて見たいと思います。
目次
GeForce GTX1050の性能
GeForce GTX1060 (6GB) | 12347 |
GeForce GTX1050Ti (4GB) | 7954 |
GeForce GTX1050 (2GB) | 6035 |
GTX1050は静止画編集用途としては充分な性能があるとされていますが「一度にたくさんのRAWデータを処理する人」「高画素フルサイズを使っている人」はもたつきを感じる可能性があります。
エントリーモデルとしてGTX1050搭載のパソコンをよく見かけますが、メモリが4GBしか搭載されていなかったりと、快適に使うには難しいものもありますので注意しましょう。
中級者以上の方は、ベンチマークで倍近くの性能差があるGTX1060搭載モデルを選択したほうが無難でしょう。GTX1060が搭載されたパソコンなら、全パーツの性能が引き上がっていることが多く快適に使える可能性が高いです。
GeForce GTX1050がおすすめな人
- RAW現像初心者の方
- 価格重視の方
- 動画編集は考えてない方
- ドラクエ10など軽めのゲームで遊びたい方
- 軽めのノートPCが欲しい方
GTX1050搭載のおすすめノートパソコン
正直に言うと、この価格帯でおすすめできるパソコンはかなり少ないです。それだけRAW現像をはじめとするクリエイト作業に求められるスペックは高く、安く作るのが難しいということです。とは言え、まったくない訳ではありませんのでご安心ください。
DAIV-NG5510M1-S5
CPU | Core i7-8750H |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1050 (2GB) |
ストレージ | 512GB SSD |
個人的にイチオシなのがDAIVのNG5510シリーズです。6コア12スレッドの高性能なCPUと大容量メモリでRAW現像をサクサク行えます。今回紹介する中では最も効果なパソコンにはなりますが、ディスプレイの性能が段違いで生の映像に近い色合いで編集が可能です。NTSC比 約72%、sRGB比換算だと約102%に相当する広色域タイプです。ディスプレイまでこだわったノートPCは市場を見ても多くありませんが、クリエイターなら外せない要素の1つです。
フロンティア NZシリーズ
CPU | Core i7-8750H |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1050(2GB) |
ストレージ | 256GB M.2 SSD +1TB HDD |
フロンティアのNZシリーズはGTX1050とCore i7の組み合わせで、税別114,800円とかなりお安いです。ちゃんとSSD搭載ですし、メモリも余裕のある16GBですから編集作業で不足することもないでしょう。これとカラーマネジメントディスプレイを組み合わせて使うのも有りでしょう。
DAIV-NG5500M1-S5
CPU | Core i5-8400 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1050 (2GB) |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
先に紹介したDAIVのNG551シリーズの前モデル的な位置づけのNG5500シリーズです。CPUとグラボの性能をおさえたことで、メモリとストレージも強化され、おまけにAdobe RGB98%の広色域液晶搭載!全体的にキビキビ動きますし、よくまとまったノートPCです。
まとめ
・GeForce GTX1050は静止画メインで使おう!
・高性能なカメラを使ってたり、大量のRAWデータを扱う人は上位モデルを選ぼう!
GTX1050が搭載されているノートパソコンは、およそ10〜13万円前後でよくみかけます。いくらエントリーモデルと言われても高い買い物ですし、デスクトップPCだとミドルクラスのパソコンも買えてしまいそうな金額なので、性能にもこだわりたいですよね。
今回紹介したモデルはどちらも、価格以上に応えてくれるパソコンだと思いますので、ぜひ検討してみてください。
当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの1台を見つけてください。