Core i9-12900(K)搭載おすすめパソコン！RAW現像や動画編集におすすめのパソコンは？

パソコンのパーツの中でも最も重要なのが「CPU」です。

写真編集やRAW現像といった、クリエイター向けの作業はCPU負荷が高いのでできるだけ性能の良いパーツを選択しましょう。

今回はIntel製第13世代CPUの「Core i9-12900が搭載された、おすすめのパソコン」を紹介していきたいと思います。

第12世代Core i9-12900(K)の性能は？

（※Pコアのみを表示）

インテル製のCore i9-12900は、第13世代のCore i7-13700と近い性能を持っています。PASSMARKのスコアだけで言うなら、最新世代にも負けていないため魅力はまだまだ健在です。

Core i9-12900KとCore i9-12900の性能差は約8％ほどです。発熱や電力効率まで考えると案外Core i9-12900は良い選択になりそうです。

パーツの選び方がピンとこない方については「パソコン・スペックの選び方」という記事で解説しているので参考にして下さい。

CPU-Zによるベンチマークスコア

シングルスレッドのスコアが813.8、マルチスレッドが9885.0となりました。

Core i7-13700と比較すると、シングルで約2％、マルチスレッドが約12％ほど劣ってしまいます。Core i9-12900Kよりもなぜかシングル性能は高くなり、マルチスレッドが約11％ほど低くなります。

最新や上位モデルと比較するとどうしても分が悪いですが、処理能力的にはとても高くクリエイターやゲーマーにも恩恵は大きそうです。

Ryzen 5000番台と比較しても高いスコアを見せており、RAW現像や動画編集といった作業を効率的に行えるでしょう。最近はRyzenの勢いもすごいものがありましたが、インテルを選ぶのが無難という時代はまだまだ続きそうです。

CINEBENCH R20 スコア

Core i9-12900のスコアはシングルで746、マルチで6873となりました。

このテストではCore i9-12900Kにマルチで大きく差をあけられてしまいました・・・第13世代Core i7-13700とほとんど同党のスコアでしょうか？

RAW現像性能チェック

RAWの一括変換にかかった時間を測定するために、一眼レフで撮影した150枚（5GB）の写真を現像します。

Core i9-12900のRAW現像処理能力はとても高く、ここ最近発売されたCPUの中でも見劣りすることはありません。

上位のCore i9-12900Kと比較しても致命的な差はありませんし、最新世代のCore i7-13700にも負けません。と言うか、このあたりの世代では大きな差が生まれていないというのが率直な感想ですね。

単純な処理能力を求めるならCore i7-13700Kが一歩リードしているというくらいの印象です。

動画編集能力チェック

一眼レフで撮影した5分間の4K動画のレンダリングにかかる時間を計測しました。使用した動画編集ソフトはResolveです。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

Core i9-12900×GeForce RTX3050という組み合わせでテストを行いましたが、十分に処理は速いですね。3分足らずで作業を完了しています。

高解像データ編集ならミドルクラス以上が欲しいところですが、編集作業中の快適度も大きくちがうという印象は受けませんでした。

Core i9-12900（K）がおすすめな人

Core i9-12900は、上位CPUや最新世代にも負けない処理能力を誇っています。フォトグラファー、動画クリエイターのような処理能力を求める人たちも満足できるはずです。CPU性能が高ければ長期間使ってもスペック不足に陥る可能性は低くできますし、グラボを乗せ換えることで次世代にも対応していけるはずです。

Core i9-12900(K)搭載のおすすめPC

ドスパラ raytrek ZS

第12世代Core i9-12900にRTX3050を組み合わせたクリエイター向けのデスクトップパソコンです。描画性能はそこまで高くはないものの動画編集やゲームも楽しめます。Core i9の処理能力をいかして大量のRAW現像やイラスト作成にもおすすめ！価格も22万円台と良心的です！

マウスコンピューター G-Tune PP-Z-WA

今回のベンチテストにも使わせてもらったマウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」のモデルです。Core i7-13700KF×RTX4070は普通の処理だけでは物足りなく感じるほどの処理能力をもっています。8Kクラスの次世代環境も視野に入るレベルです。

マウスコンピューター DAIV Z9

Core i9-12900×RTX3070の組み合わせは、高解像データ編集にも耐えられるハイスペックマシンです。64GBメモリなのでマルチタスク処理にも強く、大量のデータ処理を得意としているクリエイト向けパソコンです。

まとめ

・Core i9-12900は高いパフォーマンス！
・作業時間の短縮化に大きく貢献してくれる！
・Core i9-12900Kに喰らいつけるスコア！

Core i9-12900は高い性能をもっていることがわかりました。上位CPUや最新CPUにも負けないパフォーマンスがあるので当分は安心して使えると思います。シングル性能、マルチ性能ともに申し分なく、どんな作業をやらせても快適という印象です。組み合わせるグラボ次第で8Kなどの超高解像データ編集にも耐えられるので、動画クリエイターさんにも検討してもらいたいCPUだと感じました。

もし他のCPUが気になるのであれば「RAW現像・写真編集におすすめのCPUは？」という記事をご覧ください。BTOパソコンショップのキャンペーン・セール情報まとめをご覧いただくとお得なパソコンが見つかるかもしれません。

当ブログは予算や目的、パーツなどからおすすめのパソコンが選べるような作りになっております。ぜひトップページからお気に入りのパソコンを探してみてください。