Core i5-12400とCore i5-11400性能比較！RAW現像、動画編集するならどっちがおすすめ？

Intel 新旧CPUの性能差をチェックします。

対象は「Core i5-12400」と「Core i5-11400」を比較していきます。ベンチマークやRAW現像、動画編集にどれくらいのちがいがあるのかを見ていきます。

好敵手のRyzen CPUにも比較対象として登場してもらっていますので、参考にしてもらえると嬉しいです。

Core i5-12400 vs Core i5-11400

解説に入っていく前に「CPUの見分け方や意味がわからない」という人がいれば、「CPUの選び方（スコア）」という記事を参考にしてください。

CPUスコア（PASSMARK）性能一覧

スコアはPASSMARKが公開しているデータを参考にしています。

Core i5-12400とCore i5-11400のスコアを比較してみると約10％ほどの差です。

Core i5-12400単体で見ても、Core i7-11700に迫るスコアが出ています。感覚的にはもっと違いがあるのかと思っていましたが、PASSMARKスコアだけなら思ったほどでもないというのが正直なところです。

ただし1つのスコアで全てを決めてしまう訳にはいきませんので、ベンチマークだけでなく、RAW現像や動画編集を実作業でもチェックしていきます。

比較に使ったパソコン

名前	GALLERIA RM5C-R36T	GALLERIA RM5C-R35
画像
CPU	Core i5-11400	Core i5-12400
GPU	RTX3060Ti	RTX3050
メモリ	16GB	16GB
ストレージ	512GB SSD	512GB SSD
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今回はドスパラのデスクトップパソコンで比較を行います。

ベンチソフトによる性能比較

ここからは、実際に僕がテストした数値を公表しながら性能差を見ていきたいと思います。

CPU-Zによるスコア

当然ながらCore i5-12400のほうが全体的にスコアは高く、シングルスレッドでは約20％、マルチスレッドでは約14％高いスコアです。

新旧世代を比較するなら順当な進化と言えますが、シングルスコアは特に高い数字になっているのが特徴です。様々な作業でしっかりとした差が生まれてくるはずです。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

CINEBENCH R20では、Core i5-12400がシングルスレッドは約23％高く、マルチスレッドでは約46%高くなりました。より差が出てしまった結果になっていますね。

性能だけならCore i5-12400に軍配が上がるのは間違いなさそうですが、コスパ重視の方ならCore i5-11400も選択肢に入るかもしれません。第12世代は発売されたばかりということで、関連パーツもまだまだ高いですからね。

RAWの一括変換にかかった時間を比較

RAWの一括変換にかかった時間を測定するために、一眼レフで撮影した150枚（5GB）の写真を現像します。

RAW現像においては、Core i5-12400とCore i5-11400で40秒ほどの差が生まれています。

大量の現像作業を行うならCore i5-12400ですが、そのようなユーザーはより強力なCore i7-12700を選択すると思います。じっくりと数枚の写真を作りこむのが好きな人なら第11世代でも問題ないと考えます。

動画のレンダリングにかかった時間を比較

一眼レフで撮影した5分間の4K動画のレンダリングにかかる時間を計測しました。使用した動画編集ソフトはResolveです。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

動画編集においては第12世代Core i5-12400が強いです。これからYouTube動画を作りたいとか、ゲーム配信を考えているなら新世代を選択しましょう。

第11世代は上位グラボを採用していても新世代のタイムに届きません・・・

Core i5-12400 vs Core i5-11400 まとめ

・性能重視ならCore i5-12400を選ぶべし！
・コスパならCore i5-11400も選択肢に！
・趣味使いならCore i5-11400でOK！
・処理能力を求めるならCore i7-12700！

新旧CPUを比較してきましたが、処理能力ではさすがに最新モデルが強いです。あらゆる作業で快適性を得られますので、予算に余裕があるならCore i5-12400を選択するべきです。その性能は従来のCore i7を凌駕するほどなので、Core i5-11400が勝負できないのは仕方がありません。

ただ全体的にまだコストも高く、どうせ性能を重視するならCore i7-12700を選んだ方が幸せになれるのは言うまでもありません。個人的には動画編集以外では顕著な差がないため、構成次第ではCore i5-11400を狙うのもありな気がしています。

Ryzenと比較しても安定性やアプリとの親和性の面ではインテルが強いでしょうし、第12世代はかなり狙い目だと思います。自分も1台確保したいレベルですね。

＞Ryzen搭載のおすすめパソコンをチェックする
＞Core i7-12700搭載のおすすめパソコン

おすすめパソコン

ドスパラ GALLERIA RM5C-R35

Core i5-12400×GeForce  RTX3050を採用したコストパフォーマンスに優れたモデルです。従来Core i7を凌駕するほどのパフォーマンスに、ほどよい描画性能が備わっているのがポイント。フルHDクラスの処理なら問題なく行えますし、RAW現像やイラストなどにもおすすめ！

マウスコンピューター DAIV Z7

マウスコンピューターのクリエイターモデルである「DAIV」のミドルクラスデスクトップパソコンです。第12世代Core i7-12700×RTX3060はクリエイターに人気の組み合わせです。高解像データ編集も視野に入るほど高性能です。

フロンティア GXシリーズ（台数限定モデル）

フロンティアの台数限定セール対象のGAシリーズです。Core i5-12400F×GTX1660SUPERならフルHDクラスの編集作業にも対応できます。ストレージ容量も多く、価格が税込14万円台と安いです。余った予算でキーボードやマウス、モニターなどの環境構築も良いでしょう。売り切れても在庫補充が入るケースもあるので定期的なチェックを！

ドスパラ GALLERIA RM5C-R36T

グラフィックにGeForce  RTX3060Tiを採用し、Core i5-11400の性能がしっかり活かせる構成です。ゲーミングでもクリエイト作業でも安心して行える人気のデスクトップです。今回のテストでも良好な結果を見せてくれました。

当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの１台を見つけてください。

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