GeForce RTX4060を搭載したノートパソコンを紹介します。
GeForce RTX4060は、従来のRTX3070クラスの性能を実現していると言われ、レイトレーシング技術によるリアルな描画体験や、DLSSによるフレームレート向上など多くのメリットがあるパーツです。
RAW現像や写真編集だけに使うのはもったいないくらい高性能ですが、ゲームを快適に遊びたい、4K動画編集を楽しみたいというニーズも満たしてくれるので幅広い用途で使えます。しかも構成次第では13万円あたりで購入できる製品もありコスパは抜群です!
それでは「GeForce RTX4060搭載のおすすめノートパソコン」を紹介していきたいと思います。
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目次
GeForce RTX4060の性能比較
GPU | スコア(PassMark) |
GeForce RTX4070 | 20010 |
GeForce RTX4060 | 19266 |
GeForce RTX3070 | 15565 |
GeForce RTX3060 | 13313 |
GeForce RTX3050 | 9338 |
GeForce RTX2070 | 12860 |
GeForce RTX2060 | 11458 |
GeForce RTX4060のスコアは19266となっており、快適なゲーミング環境を提供してくれます。スコアだけならRTX3070を完全に凌駕しており、こだわりの強いゲーマーも納得できるレベルにあると思います。GeForce RTX3060あたりも定番と言えるほど人気がありましたが、今後はRTX4060などにとってかわりそうです。
RTX3070との比較で約24%高いスコアになっており、RTX4070との差もわずかです。
正直にを言うと、RTX3060あたりでも十分な性能を持っているとは個人的に感じるので、価格が落ち着いてきているモデルを選ぶのもありだと思います。
>GeForce RTX3060搭載のおすすめノートパソコン
GeForce RTX4060のゲーム性能はどれくらい?
GPU | 設定 | スコア |
RTX4060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(3494) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(10617) | |
RTX3070 | 3840×2160(標準品質) | やや快適(5134) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(11334) | |
RTX3060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4433) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(10672) | |
RTX2060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(3314) |
1920×1080(標準品質) | 快適(8899) |
RTX4060は、4K標準設定で普通という結果になっています。今回のテスト機の特性的なものなのか、思ったほどスコアが伸びなかった印象です。
フルHDクラスだとこれまでのグラボと大差はありませんが、4K解像度だとRTX2060程度のスコアにとどまってしまいました。よりテストを重ねる必要はありそうですが、RTX3070と同水準と言うのはちょっと無理がありそうな結果です。
スコア的なことで言うと、RTX3000番台でも十分な性能をもっています。RTX4060をふくめ、動画編集などでも余裕を感じるほどです。このクラスのグラボなら予算に合わせて好きなものを選んでしまって良さそうな気はします。
【テスト機】
>raytrek 5R-CAのレビューを見る(RTX3060)
>G-Tune H5のレビューを見る(RTX3070)
GeForce RTX4060がおすすめな人
- RAW現像・動画編集をしたい人
- 最先端の技術が搭載されたPCが欲しい人
- 4K動画編集を視野に入れている人
- ゲームをストレスない環境で楽しみたい人
GeForce RTX4060が搭載されたノートパソコンもテストしましたが「もう少し様子見が無難」と感じました。性能的には高解像動画編集や、重量級のゲームを動かしても快適に動作しているので新しいモノ好きな人には良いと思います。ただし今回のテストでは理論値に届かず、コスパ面ではRTX3000番台も視野に入れて良さそうな気がしました。
GeForce RTX4060搭載のおすすめノートパソコン
ドスパラ raytrek R5-RL6
ドスパラのハイエンドクリエイトノートパソコンです。15.6インチWQHD(2560×1440)で作業性も抜群、sRGBカバー率99%の正確なモニターが搭載されているのがポイントです。第13世代Core i7-13700HXの処理能力でクリエイティブ作業に没頭できるモデルです。もちろんゲームも快適!
マウスコンピューター DAIV S4
Core i7-13700H×RTX4060搭載のハイパフォーマンスを、14型クラスに凝縮した軽量モデルです。重量が約1.78kgと軽く、約13時間を超えるバッテリー駆動時間も魅力です。モニターもキャリブレーション済みで出荷されるため、正確性な色再現を求めるイラストレーター、フォトグラファー、ビデオクリエイターにおすすめです。
マウスコンピューター G-Tune P6
16型WUXGA(1920×1200)モニターは165Hzリフレッシュレートに対応。滑らかな映像を楽しむことが可能になっています。Core i7-137800H×RTX4060ならパフォーマンスを必要とするシーンで快適に動作してくれますし、液体金属CPUグリスで効率的な冷却が行えるのも特徴。重量は約2.34kgとやや重たいですのが、長時間ハイパフォーマンスを維持したいユーザーにはおすすめのモデルになります。
ASUS Tuf Gaming F15
ASUSのコスパお化けとも言える、Tuf Gaming F15シリーズもおすすめ!第12世代インテルCore i7-12700Hは、デスクトップCPUに匹敵するほどのパフォーマンスを誇ります。価格が約18万円台と抑えられているのも嬉しいポイントです!
Lenovo LOQ 16IRH8
Lenovo LOQ 16IRH8はRTX4060搭載で15万円台というコスパが魅力のゲーミングノートです。CPU性能も高く、ゲームはもちろん写真や動画の編集といった作業もこなせます。ただし色域が狭めなので別途モニターを用意することをおすすめします。
msi Cyborg-15-A12VF
RTX4060を搭載したモデルの中で、最安値クラスなのがmsiのCyborg 15シリーズです。CPUがCore i5ではありますが処理能力は十分高く、価格も抑えられています。パコンショップArkならカスタマイズでメモリを増やしてもらったりも可能ですし、Amazonなどでも取り扱いがあります。
まとめ
・GeForce RTX4060の性能自体は高い!
・RTX3000番台のコスパが優秀かも?
・RTX4060でテストを重ねる必要あり!
RTX4060は、ゲームや動画編集などで快適性をもたらしてくれるものの、理論値までのスコアに届かなかったのでテストを重ねる必要性を感じました。従来のRTX3000番台でも性能は十分高く、型落ちになったことでお買い得感が強まっているモデルを狙うのもありかもしれません。
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